令和2年10月12日(月曜日)、南消防署において電気火災についての実験を行いました!
電気についての知識をより深め、効果的な火災予防広報を行うために南消防署員及び予防課火災調査係員2名での実験となりました!
それでは、実験の様子を見ていきましょう!
まず、電気についての講義を行いました!参加職員、真剣に聞いています。
講義が終了したらいよいよ実験です。
実験内容の一部として、断線した配線がショートするとどのようなことが起きるか、また、それにより火災に繋がるおそれがあるのか実験を行いました!
電気を取り扱う実験は危険が伴うため、室内に緊張感が漂います。
まず、断線した配線同士を近づけてみました。
さらに近づけてみると、「バチバチ!!」と大きな音を立てて火花が上がりました!火花の大きさに、周囲の参加職員も驚きを隠せません。
次に、可燃物の上で配線をショートさせてみました!すると、可燃物に火が着き、炎が燃え広がりました!断線した配線がショートすると火災に繋がることがわかります。
一部ですが、電気火災についての実験の様子を見ていただきました!
電気(配線器具、電灯・電話等の配線、電気装置、電気機器を含む)による火災は、岡山市消防局管内において、令和元年の火災原因ワースト5位に入っています。
電気配線(コンセントやコード)による事故を防ぐために、
(1)コードが家具等の下敷きになっていないか
(2)コードを束ねた状態で使用していないか
(3)差込みプラグとコンセントの間にすき間が生じていないか、ほこりが溜まっていないか
上記3点を確認しましょう!
電気は日々の暮らしに欠かせないものですが、使用の不注意などにより火災に繋がるおそれもありますので、皆さんで注意して火災を予防していきましょう!
最後に、今回紹介した電気火災実験装置は、消防大学校監修のもと、安全に充分配慮して作成されたものです。一般の方は絶対にマネしないよう、よろしくお願いします。
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