令和3年10月19日(火曜日)、岡山市消防教育訓練センターにおいて、海外のある国で地震(マグニチュード9.0、震度7)が発生し、その中で鉄筋コンクリート造3階建て共同住宅が倒壊、内部に複数の要救助者が取り残されているという想定で、岡山県下国際消防救助隊合同訓練を実施しました。
国際消防救助隊とは、全国の消防士から選ばれた登録隊員で構成され、海外で大規模災害が発生した際、同じく選ばれた警察官・海上保安官・医師と救助チームを組んで派遣され、被災地で救出活動を実施する部隊です。
訓練に参加したのは、国際消防救助隊登録隊員を中心に、岡山市消防局・特別高度救助隊と倉敷市消防局・高度救助隊及び特別救助隊員を混成した2小隊20名の隊員でした。
当訓練は、国際的に標準化された救助手法に基づいて、要救助者の救出を実施し、救助技術の向上及び隊員間の連携強化に努めたものでした。
今後も継続的に訓練を重ね、関係機関との連携体制を強化し、海外でいつ起こるか分からない大規模災害に備え、安全・確実・迅速に対応できるよう努めてまいります。
訓練説明
訓練風景
岡山市消防局警防部警防課
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