今後の人口減少、高齢社会の進展を見据えると、公共交通の充実は喫緊の課題であり、多くの方々が利用する岡山駅は公共交通ネットワークの要であることから、交通結節機能の強化を図るとともに、回遊性の向上、ひいては都心の活性化を図ることを目的に、岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業を進めています。
併せて、岡山市の玄関口である駅前広場の機能や魅力向上を図るため、後楽園に見立てた駅前広場整備を行います。
全ての施設の整備を行った場合の完成イメージ図は以下の通りです。
令和8年度末時点のイメージ図
駅前広場整備において、タクシーゾーンが完成しました(2023年12月)。
令和6年度の主な整備予定箇所
年月 | 内容 |
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2014年(H26)8月~ | 路面電車岡山駅前広場乗り入れ計画案調査検討会 |
2016年(H28)7月~ | 路面電車乗り入れを含めた岡山駅前広場のあり方検討会 |
2019年(R1)5月 | 事業化 |
2020年(R2)3月 | 軌道法に基づく特許取得(運行事業者が取得) |
2021年(R3)4月~ | 工事着手 |
2023年(R5)12月 | タクシーゾーン完成 |
2024年(R6)~ | 地下街補強工事 |
2025年(R7)~ | 軌道工事 |
2026年度末(R8年度末) | 完成 |
全体事業費は、約94.0億円(令和6年3月時点)を見込んでいます。
なお、本事業は国の交付金(補助率1/2)や、有利な起債を最大限活用し、実施しています。
内容 | 費用 |
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軌道 | 11.6億円 |
地下街補強 | 28.9億円 |
地下街補償 | 29.0億円 |
交差点改良 | 5.4億円 |
駅前広場 | 19.1億円 |
事業費合計(税抜) | 94.0億円 |
※費用便益比(B/C)の算出対象は、このうち駅前広場を除く74.9億円。
本事業は、鉄道プロジェクトの評価手法マニュアル(2012年改訂版)に基づき、費用便益比(B/C)を算出しています。
詳細については、下記の添付資料をご覧ください。
費用便益比について
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1374 ファクス: 086-234-0435