[2023年7月19日]
ID:51624
日時:令和5年6月25日(日曜日)10時~12時
場 所:岡山市立旭公民館
参加者:8名
2グループに分かれて、3つのワークを行いました。
(1)マンションでの災害に備えて平時からできること
平時から、防火管理者として居住者名簿を作成し、年に1回は避難訓練をしているという方や標準管理規約にならって緊急時の各住戸への立ち入りができるように規約改正をした。という参加者もいれば、マンションとしては何もできていない。自助で食料・飲料を備蓄しておくくらい…という参加者もいました。
(2)災害が発生した!
『2週間降り続いた雨のせいで、市内は大洪水!朝起きてみるとマンションの1階部分が2m浸水している!さぁ、どうする!?』
「考えたこともないなぁ…どうするかな…」と話しながら意見を出し合いました。
「マンションにいて、災害にあった場合は、とりあえず命は大丈夫!でも孤立する。無事でも電気が停まったら致命的!非常時のエレベーターの使い方、停まったときはどうしたらいいのか、日頃から確認しておかなくては!トイレって使っていいの!?いや、ダメですよ。ゴミ出しも考えなくては!日頃からルールを考えておかなくては!個人でできることとしたら、備蓄食料・飲料を確保することと、情報発信・収集のためにバッテリーが必要!こういうことは、日頃から対策しておかなくては!」
という意見が出ました。
一方で、しっかりと取り組みをされているマンションの方もいらっしゃいました。防火管理者がマンション住民の安全を確認するために必要だからと、毎年居住者名簿や緊急連絡先を更新されており、火災等が発生した場合に避難する際に、避難したかどうかが一目でわかるよう各住戸の玄関扉の表側に「全員避難完了」という札を貼り付けるよう各戸に配布しているというお話もありました。
(3)発災後のマンションでの対応について
被害状況の確認、メンテナンス業者や医療業者への連絡・連携、危険個所の周知、行政や町内会からの情報収集、修繕するための補助制度についての情報収集。災害伝言ダイヤルを利用した安否確認、顔見知りを見つける。などの意見が出ました。
全体のまとめとして、平時からの情報収集や居住者の確認が重要であると参加者で確認しました。「マンションにいるときに災害にあった場合は、命は大丈夫だと思うが、外にいた場合に家に帰れない可能性があるため、その際の避難先の確認も必要。災害が起きた場合、マンションは電気が停まると機能停止してしまう。そのことを考えた対応を各自・各マンションで確認しておく必要がある。そして何より、何かがあったときには、顔見知りの存在が大きい安心材料となるだろう。平時から、発災時、発災後も情報収集がとても重要。」とのことでした。そして、今日話し合ったこと等、マンションをよりよくするためには仲間づくりが必要!と居住者交流会を締めくくりました。
毎月開催していきますので、ぜひお気軽にご参加ください。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1466 ファクス: 086-803-1879