11月のマンション居住者交流会「よそのマンションどーしょん！？」を開催しました（11月19日）

近年、物価高騰などもあり管理費の見直しなどが必要になることがある。管理費はそもそも何のために必要で、何に使っているのかということについて意見交換し、管理費の見直しや削減方法について参加者9名で情報交換しました。今回は、新たに1名の方が参加されました。

（主な意見）

• 管理会社から管理費の値上提案があったところが参加者の半数を超えていた
• 管理費は管理会社との委託契約費である
• 委託契約の更新の際、管理組合の不利になる場合は必ず総会で管理会社が説明するようになっている。説明を聞いて、値上げなどの更新内容に賛同できるかどうかを判断する
• 管理費は、管理委託契約の中で管理員の派遣費用、設備点検費用、理事会のサポート等の事務管理支援業務などがある

（管理費と別に集金している費用について意見交換）

• 修繕積立金以外に駐車場使用料を別途集めているところが多くあった
• 駐車場使用料と管理費は区分経理するように標準管理規約に記載がある
• 平面駐車場でメンテナンス費用等がかからないマンションの場合は、管理費等に充当している場合がある

（滞納者への対応について）

• 管理委託契約の中にどこまで組み込まれているかどうか契約書を要確認
• 滞納6ヶ月未満は管理会社が事務をしてくれるが、それ以上は管理組合の業務となるところが多い

（管理費削減のための工夫について意見交換）

• マンションの資産価値を長期にわたり維持するためには、ハードに係る費用を重視し、ソフトに係る費用を節約するしかない
• 居住者それぞれ考え方が違うため、管理についてどのように考えているかアンケートを取るなどして、どこに力点を置いて管理をしていくかを考えていかなければならない
• 管理会社に管理組合が選ばれる時代になっている
• 植栽の維持管理にかかる費用を見直し、自分たちでできることをし費用を削減する
• 部分管理にし、委託の業務内容を減らす
• エレベーターの保守点検方法を見直す
• 定期清掃の内容・回数を見直す
• 火災保険の見直し
• 管理委託契約書の読み合わせをしっかりすることで、委託費の内容を把握することが大切である

選出方法を輪番制にしているが、管理意識の低い理事長になると、管理が停滞してしまいデメリットに感じるが、よそのマンションではどのように対策をしているか。

• 輪番制と立候補制を取り入れている

どのくらいの頻度でどのような内容で行っているのか。

• 年1回
• ファイバースコープを依頼し、状況を把握した上で、洗浄回数を決めている
• 価格だけでなく、洗浄方法・内容の確認をしなければ効果がない

• 理事会の活動状況などの情報発信を行っている
• 掲示板への貼り出し、全戸配布など広報活動をする

• 開催日時：令和5年12月24日（日曜日）10時から12時
• 開催場所：岡山市立旭公民館（北区広瀬町）
• テーマ：「マンションと町内会ってどんな関係！？」