マンションと町内会ってどんな関係!?
管理組合は、建物の維持管理のために法律に定められた組織であり、区分所有者である以上脱会することができませんが、町内会は住みよいまちづくりのための任意団体です。町内会の役割を確認し、関わり方について参加者9名で意見交換をし、マンションだけで解決できないことや「共助」のためには、町内会との関わりが大切であると話し合われました。
(マンションと町内会の関係について)
- 建設時にマンション全体で町内会に強制加入をした
- 建設時にマンション居住者の町内会加入を断られた
- 子どもの関係で個人的に町内会に加入している
- 町内会に入っていないと町内や行政の情報などが入ってこない
- 管理組合のうちだれか1人でも町内会に入っていれば、情報が入ってくるのではないか
- 子育てをする中で子ども会や老人会など町内会と関わりをもつことはとても重要だと実感している
- 退職した者からすると、町内会で役割を担うことにやりがいを感じ、感謝されることが多いためメリットと感じている
- 子どもも高齢者もいない世帯からすると、町内会に加入するメリットもデメリットも感じられない
- 町内会は、強制ではない
- 町内会は「住みやすい、住みたいまちに」というスローガンで活動している
- 平成28年3月に標準管理規約からコミュニティ条項が削除された
- 強制加入の管理組合の管理費を交流費用に充てることができていたが、種々の問題が発生し、誤認する区分所有者がいたことから削除された
- 町内会費を管理組合が徴収することは不可
- 管理費から町内会費を支出することは不可
- 管理組合と町内会は別組織であるが、交流は必要である
(町内会と管理組合の役割分担について)
- 町内会は地域住民で協力して住みよい豊かなまちづくりを目指すために組織している任意団体
- 管理組合は建物の維持管理、資産価値の維持・向上を目的としている法律に基づく強制加入の団体
その他「よそのマンションどーしょん」
管理組合の法人化について
管理組合を法人化しているところがあれば、メリットについて知りたい
- 収益事業をしている場合は法人化が必要
- 信用性が高まる
「みんなで考えよう!マンション防災」についての事業報告
10月から12月に実施した令和5年度市民協働推進事業:マンション管理をサポートする団体の裾野を広げるための連携事業「災害リスクをチェックし、自身のマンションをより詳しく知る取り組み」について、住宅課から実施報告をしました。
- マンションの立地環境を知るために土木の専門家とマンション周辺のまち歩きをして地域に起こりうる災害リスクについて学び、防災マップをつくりました。
- マンションの立地における災害リスクを学んだ次に、建築士とマンション内を探検し、構造特性を知りマンションでの災害の備えについて考えました。
【参考】令和5年度市民協働推進事業:マンション管理をサポートする団体の裾野を広げるための連携事業「災害リスクをチェックし、自身のマンションをより詳しく知る取り組み」
次回開催
- 開催日時:令和6年1月28日(日曜日)10時から12時
- 開催場所:岡山市立旭公民館(北区広瀬町)
- テーマ:「ちょっと聞いて!日々のマンション暮らしで気になることがたくさんある!」
今後も知りたいこと、聞きたいことについて「よそのマンションどーしょん」と気軽に聞ける場所として、毎月開催していきますので、ぜひお気軽にご参加ください。