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パラ・パワーリフティング 日本代表候補選手の強化キャンプが行われました!(令和6年5月8日から12日)

[2024年6月10日]

ID:60569

キャンプの概要

令和6年5月8日(水曜日)から12日(日曜日)までの5日間、日本パラ・パワーリフティング 連盟(11名)による強化キャンプが岡山市で行われました。

 来岡は今回で7回目です。岡山市の練習環境の良さや全国に拠点をおく選手たちのアクセスの良さから交流が続いています。

今回のキャンプは、6月にジョージアで開催されるワールドカップに出場する代表メンバーや京都で行われる国内大会に出場するメンバーが参加し、強化に取り組むために行われました。

地元交流事業(1)【岡山商科大学】5月9日(木曜日)

岡山商科大学のウエイトトレーニング部の学生が選手と共にトレーニングを行い、科学的なトレーニング方法であるVBTを体験しました。

VBTとは、「速度に基づいたトレーニング」といわれ、バーベルに測定器を設置し、持ち上げる速度を測定して、感覚だけではわからない速度を見える化して効率的にパワーを向上させるトレーニングです。

参加した学生は目新しい機器を設置してのトレーニングはテンションが上がるようでした。トレーニングも科学的になってきています。

そくていき

測定器をバーベルに設置

そくていき

測定器を使った速度の見える化

測定結果

測定結果に基づく指導

交流の様子

声を掛け合いながらの交流

地元交流事業(2)【岡山県立西支援学校】5月10日(金曜日)

生徒たちは、選手の大きな体、隆々とした筋肉を間近にし、熱心な表情で話に聞き入っていました。

4箇所のブースに分かれ、「ベンチプレス体験」、「東京2020パラリンピック競技大会の体験談」、「選手の生の体に触れよう(アームレスリング体験)」、「選手と直接交流しよう(写真撮影、サインなど)」が催され、各ブースで歓声や感動の表情を垣間見ることができました。ベンチプレス体験では、持ち上げた重さの合計目標1,000キロに対して、結果は2,550キロと目標を大きく上回り、皆さんの力を合わせれば大きな結果を生み出すことを体験しました。

選手からは、「自分が出来そうな目標を立てて、少しずつ目の前のことから挑戦する」ことの大切さや、「緊張することは仕方がない。緊張することは悪いことではない」といった試合に対する心構え、「いろいろな国の人と仲良くすることで自分も吸収することが多くなり成長できる」といった世界を舞台にしている選手の経験に基づく言葉がけがありました。

たいけんだん

東京パラリンピック競技大会の体験談

ベンチプレス

ベンチプレス大会

質問

質問タイム

さいん

サインと写真撮影

歓迎式 5月10日(金曜日)

歓迎式は、岡山市の大森市長や岡山商科大学の井尻学長、おかやまスポーツプロモーション機構の高岡副運営委員長、岡山パラ・パワーリフティングクラブの岡本代表などが出席し、選手団を歓迎しました。


市長と井尻学長の歓迎の挨拶の後、選手達へ歓迎の品をプレゼント。

岡山産のトマト1玉が丸ごと入った「元祖まるごと完熟トマトゼリー」や、「蒜山ジャージー牛乳ヨーグルト」、「県産果物を使った飲むジュレ」といった、地元ならではの品を、キャンプを受け入れる岡山の関係者が気持ちを込めて選び、贈りました。選手達の喜んでくれた顔を見ると、こちらも嬉しくなりますね。

お返しに日本パラ・パワーリフティング連盟からもプレゼントを頂き、吉田ハイパフォーマンスディレクターと光瀬選手から代表挨拶をして頂きました。強化合宿への強い意気込みを感じる挨拶でした。


最後は全員で記念写真をパチリ。さっそく日本パラ・パワーリフティング連盟からプレゼントされたオリジナルTシャツを着用して記念撮影に臨んだ市長等。選手たちを歓迎する温かい気持ちが伝わってきました。

笑顔が素敵な集合写真になりましたね!

岡山市での合宿も今年で7回目ということで、市長と選手たちも和やかな雰囲気で会話を楽しむ様子がみられました。


贈呈

記念品を贈呈

歓談風景

市長と会話を楽しむ選手等

集合写真

記念撮影の様子

選手代表挨拶

光瀬選手による代表挨拶の様子

トレーニング

トレーニングは吉田ハイパフォーマンスディレクターのお話と指示で始まりました。

時には冗談も交えながら、楽しい雰囲気の中、みんなでストレッチ・準備体操をしっかり行い体をほぐしてから、各自、重量トレーニングに入りました。


自分の体重よりもはるかに重たい重量を持ち上げる瞬間は、緊張感に包まれ、見ているのが怖いくらいでしたが、掛け声とともに一回、二回、三回と軽々と持ち上げていく選手たちの、力強さに次第とわくわくした気持ちになっていきました。

 

そしてなにより選手同士がアドバイスをし合い、大きな声で応援したり、励まし合う姿がとても印象的で心に残っています。

パラ・パワーリフティング競技は個人競技ではありますが、同じ目標に向かって頑張っているワンチームなんだなと改めて感じました。

世界を目指すアスリートの素晴らしさを改めて肌で感じる貴重な体験をさせて頂きました。

話を聞く選手等

吉田ハイパフォーマンスディレクターの
説明を聞く選手ら

トレーニング風景

トレーニングに励む光瀬選手

トレーニング

トレーニングに励む田中選手

トレーニング風景

トレーニングに励む坂元選手

観光エクスカーション・体験型観光 5月11日(土曜日)

おかやまスポーツプロモーション機構からチームへのおもてなしとして、岡山の地を満喫してもらうための観光エクスカーション(体験型観光)が行われました。

 

好天に恵まれ、絶好の観光日和。屋外のバーベキューを楽しみ、いちご狩りを満喫しました。

その後は、古くから武運、勝運の神として時の領主や武人の崇敬厚く、参詣の記録が残されている窪八幡宮へ参拝し、益々の記録更新を祈願しました。最後はジェラートで舌鼓を打ちました。

 

皆さんリラックスして岡山市を楽しんでくださり、おもてなしの体験を通じて、その良さも肌で感じてくれたものと思っています。

バーベキュー

屋上でバーベキュー

いちごがり

いちご狩りを満喫

祈願

好成績を祈りました

集合写真

次の試合もがんばります

ひとくちmemo

普段は各地でひたむきに練習している選手が岡山に集まった合宿。

普段会えない選手と会うことができ、お互いのパフォーマンスに刺激を受け、切磋琢磨できる。みんなで集まる合宿は貴重な体験とのこと。今回の合宿で得たことを次につなげていきたい、パリでメダルを獲得し、恩返ししたいともおっしゃってくれました。

 

試合でバーベルを持ち上げるのは3秒程度らしいですが、そこで最高のパフォーマンスを出すための地道な練習、一瞬にかける選手たちの集中力、精神力は腕力以上に見ごたえがあります。

これからも、筋肉で日本を盛り上げてください。来年もお会いできることを楽しみにしています。

 

○キャンプ概要

・合宿期間

令和6年5月8日(水曜日)~令和6年5月12日(日曜日)5日間

・参加者

 日本パラ・パワーリフティング連盟選手及びスタッフ(11名)

・練習会場

 岡山商科大学 ウエイトトレー二ング場

・補助事業者

 岡山パラ・パワーリフティングクラブ

お問い合わせ

市民生活局スポーツ文化部スポーツ振興課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1614 / 086-803-1615 / 086-803-1616 ファクス: 086-803-1768

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