[2024年11月6日]
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令和6年10月15日(火曜日)から24日(木曜日)までの10日間、ニュージーランド(U21)とカナダ(U23)の女子ホッケー代表チームによる強化キャンプが岡山市と赤磐市で行われました。
昨年度、日本ホッケー協会からホッケータウンとして認定を受けた岡山市にとって初のホッケーチームのキャンプ開催となります。
今回のキャンプは、来年開催される女子ホッケージュニアワールドカップや4年後のロサンゼルスオリンピックに向けた強化に取り組むために行われました。
10月17日(木曜日)
赤磐市の友實市長、岡山市の林副市長、岡山県ホッケー協会の小倉会長等にご出席いただき2市合同で歓迎式典を開催しました。
岡山開催記念として赤磐市から「シャインマスカット」、岡山市から「新高梨と太秋柿」、おかやまコンベンション協会からは岡山県産の果物を使用した果汁飲料「岡山県産 飲むジュレ」などフルーツ王国おかやまならではの品物を両チームに贈呈しました。
さらに、山陽幼稚園の園児たちが、手作りのメダルを選手一人一人にプレゼントしました。
両チームの代表は「素敵な機会をありがとう。温かい歓迎をとてもうれしく思います。有意義なキャンプになると思います。」とあいさつされました。
歓迎式 集合写真
記念品の贈呈
園児から手作りメダルのプレゼント
10月18日(金曜日)
ニュージーランドチームは、ジャパニーズ・ヌードル=うどんを堪能した後、江尻レストパーク多目的広場でトレーニングを行いました。
ジャパニーズ・ヌードルを体験
トレーニング
カナダチームは、トレーニングの後、瀬戸南高等学校において、書道と体育の授業に生徒と一緒に取り組みました。
生徒の皆さんは、英語と身振り手振りを駆使しながらコミュニケーションを取り、楽しそうに交流をしていました。積極的にコミュニケーションをとる生徒と選手
習字を体験する選手
集合写真(習字)
体育の授業を体験(1)
体育の授業を体験(2)
集合写真(体育)
10月19日(土曜日)、20日(日曜日)、22日(火曜日)
19日、20日の2チームによる親善試合では、岡山市と赤磐市の小学生がエスコートし、選手が入場しました。19日はあいにくの雨でしたが、20日は秋晴れの中、両チームゴールを許さない戦いが繰り広げられ、2日間とも多くの方に観覧いただきました。なんと、観覧席には、両チームの選手のご家族の姿もありました。
小学生エスコートキッズと入場する選手
試合風景(1)
試合風景(2)
試合風景(3)
盛り上がった試合の後は、観覧者のみなさんとの交流タイム。
綱引きやミニゲーム、ホッケー体験など選手たちとの楽しい時間を過ごしました。観覧者との交流(綱引き)
観覧者との交流(ボール渡し)
観覧者との交流(ボール運び)
観覧者との交流(選手サイン)
楽しい時間の後は、瀬戸高校・瀬戸南高校ホッケー部との交流試合。トップアスリートとの試合は生徒たちにとって、とても貴重な経験となったようです。
カナダvs高校生男子
ニュージーランドvs高校生女子
集合写真(交流試合)
集合写真(親善試合参加者全員で)
10月21日(月曜日)
2チームは、トレーニングのあと、IPU・環太平洋大学において、最新鋭のスポーツ機器・設備を備えた「INSPIRE」で施設見学とO2ルームでリカバリーをしました。選手の中には、医学やスポーツ科学を勉強している方がいて、とても興味深そうに教授に質問をしていました。
マシーントレーニング(1)
マシーントレーニング(2)
酸素ルーム体験(1)
酸素ルーム体験(2)
動体視力トレーニング
集合写真(IPUトレーニング)
10月23日(火曜日)
体育学科1年生の体育の授業で、両チームの選手がホッケー教室を行いました。
スティックの持ち方から教わり、さすが、体育学科の学生さんたち。最初は慣れないスティック裁きに苦労していたもののすぐにコツをつかんでホッケーを楽しむことができるようになりました。選手たちも学生の呑み込みの早さに驚いていました。
IPU・環太平洋大学には、来春ホッケー部が創設されるそうです。これからますますホッケー競技が普及していくことがとても楽しみです。
最後は質問タイム。選手から学生にどの部活動が一番多いのですか?何時に起きて、どれくらい勉強するのですか?などたくさんの質問があり、和やかな交流が行われました。
みんなでストレッチ
スティックの持ち方指導
スティックさばきを習う
交流試合
休憩時間にも交流
集合写真(IPU交流)
ニュージーランドもカナダも広大な国で、それぞれ各地から集まる代表選手。
チームとしてコミュニティや戦術確認ができた今回のキャンプ。仲間同士の交流が図れるとともに、地元交流を通して、日頃のトレーニングでは気づかないところに気づくなど、とても貴重な機会を得ることができ、チームとしてもとても成長することができたようです。
「岡山はどこもきれいで、とても魅力的。食べ物(寿司、天ぷら、餅、うどん、ラーメン)もとてもおいしく、また来たい」と、岡山を大好きになってくれた様子でした。
来年の女子ホッケージュニアワールドカップや4年後のロサンゼルスオリンピックでの活躍を楽しみにしています。
今回のキャンプがホッケーへの興味のきっかけになれば嬉しいです!
○キャンプ概要
・期間
<ニュージーランド>
令和6年10月15日(火曜日)~令和6年10月24日(木曜日)10日間
<カナダ>
令和6年10月16日(水曜日)~令和6年10月23日(水曜日)8日間
・参加者
<ニュージーランド>
21歳以下の選手20名、スタッフ5名(計25名)
<カナダ>
23歳以下の選手18名、スタッフ5名(計23名)
・活動場所
瀬戸町江尻レストパーク,IPU・環太平洋大学(岡山市)、熊山運動公園(赤磐市)他
・補助事業者
岡山県ホッケー協会
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1614 / 086-803-1615 / 086-803-1616 ファクス: 086-803-1768