犬島地区での3機関合同訓練

　令和6年11月28日、犬島地区で水難事案が発生した場合を想定し岡山市消防局、岡山県警察本部、玉野海上保安部と3機関合同で訓練を実施しました。

　岡山市消防局では、犬島地区で水難事案が発生した場合を想定し、消防ヘリコプター「ももたろう」、岡山県警察本部、玉野海上保安部のボートで、人員及び資機材を搬送する際の連携強化を図りました。

【上記写真】〈ヘリコプター上空偵察中の様子〉

　まず、ヘリコプターで上空偵察を行い、現場の状況を陸上隊へ情報共有することで、必要な資機材や活動方針を決定します。

【上記写真】〈人員及び資機材搬送中の様子〉　

　現場指揮者、救助隊長をヘリコプターで現場まで搬送し、再度状況確認を行います。

その間に、各機関協力して、潜水救助隊員を現場までボートで搬送します。搬送途上に現場指揮者、救助隊長からの活動方針を受け、迅速な救出活動が行えるよう活動の準備をします。

【上記写真】〈岡山市消防局の潜水救助隊員がボートから入水する様子〉

【上記写真】〈潜水救助隊による検索活動中の様子〉

【上記写真】〈ヘリコプターホイスト救助の様子〉　

　現場到着後は、災害現場の状況に適した検索方法選択し、潜水活動を実施しています。

　今回は、3機関（岡山市消防局、岡山県警察本部、玉野海上保安部）の潜水救助隊員でそれぞれの検索範囲を分け、広範囲を効率よく、迅速に検索できるよう連携を図りました。

　また、要救助者発見後は、ヘリコプターのホイスト（吊り上げ器具）で要救助者を病院搬送するため、迅速に機内収容を行いました。

　今回の訓練から、各機関との連携強化を図ることで、安全・迅速な救出活動につながるということを再認識することができました。現場活動が今後も効率よく安全に活動できるよう訓練を継続していきます。

　今回の訓練に協力していただきました、各関係機関の方々、市民の方々、ありがとうございました。