議長交際費の公表に関する要綱

第1条　この要綱は、議長・副議長の交際費の支出に係る情報の公表（以下「議長交際費の公表」という。）に関し、必要な事項を定めるものとする。

第2条　議長交際費の公表は、次に掲げる事項について行うものとする。

1. 支出区分
2. 支出日
3. 支出金額
4. 支出先等（原則として病気等見舞いの相手先個人名を除く。）

第3条　前条第1号に規定する支出区分は、支出の内容により、次のとおり分類する。

1. お供
   市政・市議会関係者等及びその親族に対する香典に係る支出
2. お見舞い
   市政・市議会関係者の病気等に対する見舞金、災害などによる見舞金・義援金等に係る支出
3. 激励金
   本市の公益性を高める団体・個人を激励するために係る支出
4. 会費
   会議・研修会・激励会・祝賀会等への参加に係る支出
5. 議長賞
   市内で開催されるスポーツ・文化等各種大会を振興するための賞に係る支出
6. 記念品
   国内外からの公式訪問及び市議会の親善訪問団の姉妹都市等への訪問の際の記念品等に係る支出
7. その他
   前各号に掲げる支出区分以外の市政・市議会の運営に資するその他の経費に係る支出

第4条　前条に規定する支出区分に対応する一般的な支出金額の基準は、別表のとおりとする。

第5条　議長交際費の公表は、毎月行うものとし、当月分を翌月の15日までに行うものとする。

第6条　議長交際費の公表は、その内容を岡山市議会のホームページに掲載するとともに、議会事務局総務課において縦覧に供することにより行うものとする。

第7条　この要綱に定めるもののほか必要な事項は、議長が別に定めるものとする。

1. この要綱は、平成15年10月1日から施行する。
2. この要綱は、平成15年10月1日以後に支出のあったものについて適用する。

1. この要綱は、令和2年4月1日から施行し、同日以降に支出のあったものについて適用する。

一般的な支出金額の基準

• 支出金額及び内訳欄に、特に内訳の記載がないものは、議長名のみによる支出とする。
• 行政委員とは、選挙管理委員、監査委員、人事委員、農業委員、教育委員をいう。
• 事業管理者とは、水道事業管理者、市場事業管理者をいう。
• 市に対する多大な貢献者とは、元岡山市三役、経済団体の役員、有識者等であり、対象者については、別途協議し決定する。

1. 市議会議員本人及び局長級以上本人が、傷病のため引き続き3週間以上の入院又は自宅療養した場合に、一律1万円を支出するものとする。
2. 災害等による見舞金・義援金は、別途協議し決定する。

1. 対象は、全国大会又は国際大会・オリンピックに出場する個人・団体で、議長が特に認めたものとし、支出金額は5万円以内とする。

1. 議長・副議長が市議会を代表して、行事に出席する場合で、支出金額は一人につき1万円以内とする。ただし、支出に当たっては行事の内容、趣旨等を十分考慮し執行する。

1. 岡山市又は岡山市教育委員会が主催するスポーツ大会等については、5千円以内の賞金を交付する。
2. 各学区の体育協会等が主催する行事のうち、体育大会については5千円以内、その他のスポーツ大会については、3千円以内の賞金を交付する。ただし、各学区への交付総額は、1年度1万1千円以内とする。
3. 賞金に代えて賞品を交付する場合は、1及び2に規定する金額に消費税を加えた額を上限とする。
4. 全国大会や多種目・多部門にわたり競技が実施される総合大会及び、議長が特に認めた団体が主催する行事に対する議長賞は、別途協議し決定する。

1. 記念品は華美にならないよう十分考慮し決定する。

1. 市政・市議会の運営に資するその他の経費の支出は、別途協議し決定する。

• この基準は、一般的な支出金額を示したものであり、この基準によることが適当でない事例が生じた場合は、別途協議し決定する。