岡山市は岡山県南部のほぼ中央に位置し、温暖な気象条件と、旭川・吉井川の二大河川をはじめ豊かな自然環境に恵まれており、県下はもとより東瀬戸圏における政治、経済、文化及び交通等の中心地となっております。
明治22年に人口4万7千人、面積5.8平方キロメートルで市制を施行した本市も、今や人口は70万人を超え、面積も789.95平方キロメートルを有する、東瀬戸圏の中核都市として着実に発展しており、平成21年4月1日には全国で18番目の政令指定都市となりました。
そうした中で岡山市中央(地方)卸売市場は私達の生活に欠くことのできない野菜、果物、鮮魚及び花き等を、円滑な集荷、適正な価格形成、分荷機能等をはたしながら、岡山市民や周辺地域住民への安定供給に努めております。
私達が健康な身体を保持し、日々生活していくために、欠かすことのできない野菜・果物・鮮魚・花きなどをより新鮮なかたちで市民に安定供給する一大拠点として「卸売市場法」に基づいて開設する市場です。
生鮮食料品等は、鮮度が落ちやすく長期の保存が困難であり、生産が天候等の自然現象に左右されるなどの理由により、供給量が変動し、それに伴って価格が変動するという性質をもっております。
そのため、中央(地方)卸売市場では、各地から大量に集めた生鮮食料品等を適正な価格で、できるだけ早く円滑に消費者の手許に届けるという、私達の日常生活に欠くことのできない大切な役割をもっております。
中央(地方)卸売市場を開設している者で市場施設の維持管理をし卸売業者、仲卸業者、売買参加者が正しく取引をするよう業務の指導、監督をする機関です。
全国各地の生産者(出荷団体)から委託又は、買付けによって集荷した生鮮食料品等を「せり売」等によって仲卸業者や売買参加者に販売をする機関です。
需要、供給のバランスなどを常に調べておき「せり売」等に参加して品物を評価するとともに、大量に買い取ったものを市場内の店舗で分荷・選別し売買参加者や買出人に販売します。短時間で多種、大量の生鮮食料品等を処理するためには欠くことのできない機関です。
仲卸業者と同様に「せり売」等に参加する人で、卸売業者、仲卸業者などから品物を買受け、消費者に直接販売する小売業者などです。
市場を利用する人たちへのサービスをはかるために市場内で業務を営む金融機関、食品業者、飲食店、運送業者、日用品雑貨販売業者などです。
仲卸業者から必要な品物を買い入れ、市場外の店舗で販売する小売業者、飲食店、加工業者などです。
当市場の流通のしくみの概略図を表しています。生産者が出荷団体もしくは、集出荷業者を用いて生産した商品を卸売業者に預けたり、売ったりします。卸売業者は生産者から預かったり買い付けた商品を売買参加者、仲卸業者にせり売りや相対取引などの取引方法を用いて販売します。仲卸業者は卸売業者から買った商品を売買参加者や一般買出人に販売します。そして、売買参加者や一般買出人を通じてわたしたち消費者の手元に商品が届きます。
岡山市中央卸売市場・岡山市花き地方卸売市場
岡山市南区市場一丁目1番地・岡山市南区市場二丁目1番地
132億円
206万人
所在地: 〒702-8052 岡山市南区市場一丁目1番地 [所在地の地図]
電話: 086-265-8001 ファクス: 086-262-4604