イノシシ注意喚起チラシ(PDF)
イノシシは本来臆病な動物ですが、人慣れすると食べ物や場所に執着し、狂暴化したり、興奮して人を襲うことがあります。近年、イノシシが市街地にも出没し、人身被害が発生するなど問題となっています。イノシシとの遭遇に備え、あらかじめ特性や対処法を知り、被害に遭わないようご注意ください。
遠くでイノシシを見つけたときは、ゆっくりとその場を離れ、イノシシから見えない場所に移動しましょう。
子どものイノシシであっても、近くに母イノシシがいるので近づかないでください。
興奮したイノシシは、人に向かってくる性質があります。イノシシに出逢ったときに、追い払おうと大声を出したり、物を投げつけたりすると、イノシシが興奮して襲ってくる可能性があります。決してイノシシを刺激しないでください。
イノシシが負傷しているときや市街地に迷い込んでいるときは、興奮している可能性が高いので、イノシシから見えない場所に避難してください。
万が一、イノシシが襲ってきても、決して反撃せず、建物や車の中に避難したり、高い場所に移動する(木に登る)などして安全を確保しましょう。
犬を連れていると特に危険です。イノシシが近づいてきたら、リードを放して避難してください。
学習能力の高いイノシシは、いつも同じ場所でエサにありつけることを覚えると、その場所に居着いてしまい、頻繁に出没するようになります。子どものイノシシを含め、エサは与えず、餌付けは絶対に行わないでください。
こうした直接的な餌付けに限らず、次のような行為も間接的な餌付けとなるため、慎むよう心がけましょう。
(間接的な餌付け行為の例)
・ごみ収集場所に夜のうちに生ごみを出す
・不要な農作物を農地周辺に捨てる
・収穫しなくなった柿や栗の木を放置する など
市街地付近に農地がある場合は、農作物に誘引されて、イノシシが市街地に出没する場合があります。農作物の防護は、イノシシを市街地に近づけないための対策となります。
対策には、防護柵の設置が有効ですが、仕様や設置方法は動物により異なります。防護柵の設置について、詳しくはこちら(岡山県鳥獣害対策室HP別ウィンドウで開く)をご覧ください。
また、岡山市では防護柵の設置及び捕獲柵の設置について補助金を交付しています。詳しくはこちら(防護柵、捕獲柵の設置費用助成について)をご覧ください。
イノシシは、本来、人前に身をさらすことを嫌う動物です。耕作放棄地や管理されていない竹林は、格好の潜み場になるので、定期的に刈り払い、動物にとって居心地の悪い環境にしておくことも重要です。
イノシシやニホンザルを市街地で見かけたときは、各区役所農林水産振興課、各支所産業建設課へ通報してください。身の危険を感じるなど緊急の場合は、警察署へ通報してください。
区役所、支所 | 電話番号 |
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北区役所農林水産振興課 | 086-803-1661 |
中区役所農林水産振興課 | 086-901-1622 |
東区役所農林水産振興課 | 086-944-5039 |
南区役所農林水産振興課 | 086-902-3520 |
御津支所産業建設課 | 086-724-1114 |
建部支所産業建設課 | 086-722-1113 |
瀬戸支所産業建設課 | 086-952-1115 |
灘崎支所産業建設課 | 086-363-5203 |
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1345 ファクス: 086-803-1739