児童臨床研究所では「清心こころの相談室」として、子どもから大人までを対象に外来の相談の場を設けています。
その中でも、地域の子育て家庭に向けた取り組みに子育てサロン「のびのびseishin」があります。
妊娠し、出産し、幼いわが子との生活が始まっていく時代、母親となった女性は目くるめくような新しい経験に出遭います。すばらしく楽しい時期でもありますが、一方では心配事や迷い事にもつぎつぎに出会う毎日です。
ノートルダム清心女子大学のキャンパスで行われる「子育てサロン・のびのびseishin」においでになり、そんなこんなを、少人数で語り合ってみませんか?
臨床心理士もご一緒し、お子さんの心理発達についてご提案します。
ここでは1歳から3歳のお子さんをもつ保護者の方を対象に、気軽に話ができる空間と時間を提供しています。
それぞれが情報交換をしたり、相談し合ったりすることで、お母さん同士をつなぐきっかけになればと思います。
そのため、定員を親子3組と少人数制にしています。そのことで、お母さんたちが聞きたいこと、聴いてもらいたいことなど、ゆっくりと落ち着いてお話ししていただけるようにしています。
普段のお子さんの様子や、気になっていることなどをお話しするお母さん方の傍に、臨床心理士が付き添います。
アドバイスをしたり、不安や気がかりなことが解決できるように一緒に考えたりします。
また、隣のプレイルームでは、臨床心理士のたまご(大学院生)たちがお子さんと一緒に遊びます。
お子さん一人一人に学生が付きますので、安心・安全に対応を任せていただけます。
お子さんが遊ぶプレイルームとお母さんたちがいる相談室の間にはマジックミラーがあり、子どもたちの様子を見守ることもできます。
魅力〔1〕
魅力〔2〕
魅力〔3〕
相談室お母さんたちはゆっくりとお話ができるように、プレイルームの隣に相談室を設けています。プレイルームと相談室の間にはマジックミラーがあるので、子どもたちの様子を見守ることができます。
ノートルダム清心女子大学は、教育・研究を通して自ら考え、判断し、変化する時代の中で自分を見失うことなく自立して生きる女性、また、人々に奉仕し、人々とともに行動してその個性を輝かす女性を育成することを使命としています。
児童臨床研究所は、1986年に「開かれた大学」の理念のもと設立されました。心理学、教育学などの研究と学生の教育と研修および地域社会へのサービスを目的としています。 併設の「清心こころの相談室」では、臨床心理士らが成人も対象とした心理臨床的支援活動を行い、幅広い世代のご相談に応じています。その他、地域の人たちへの啓発活動として、外部講師を招き、公開講演を年1回開催しています。また、研究成果を発表する専門講座の開催や、「児童臨床研究所年報」の刊行を行っています。
ノートルダム清心女子大学 児童臨床研究所
所在地:岡山市北区伊福町2-16-9 [地図]
TEL/FAX: 086-252-6041
電子メール: cci@post.ndsu.ac.jp