健康的な食生活に欠かせない野菜ですが、「実はニガテ…」という子どもも多いのではないでしょうか。
今回は、子どもがニガテな野菜についてアンケート調査。ニガテという声が多かった2つの野菜について、野菜ソムリエさん考案の食べやすいメニューを紹介します。栄養満点の野菜、おいしく食べるヒントにしてくださいね!
2020年7月
岡山県内在住の未就学児を持つ男女314名
インターネット調査
子どものニガテな野菜トップ2は、「ピーマン」「なす」!子どもがニガテな野菜トップ2は「ピーマン」「なす」という結果になりました。
どちらも栄養たっぷりの野菜だけに、子どもたちにおいしく食べてほしいですよね。
添付ファイル
今も昔も苦手な野菜ランキング1位ですね。子どもの味覚は大人の3倍と言われているので苦手と感じることは正常な反応です。一口食べてすごい!と褒めてもらえるとあっさり食べることができたりもします。味や美味しさの感じ方は子どもの発達と共に変化するので今は食べられなくても安心してください。
ちなみにピーマンの苦みはワタの部分にあるのでしっかり取り除くと苦みを減らすことができます。種の周辺は栄養価が高い部分なので、ぜひ一緒に食べることをおすすめします!(肉詰めにすると食べやすいです。)また、苦みは縦に切るとそのままですが、輪切りに調理すると減っていきますよ。
「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざもあるように和洋中なんでも使えて美味しい便利な野菜ですが、苦手なお子様も多いですよね。
なすの皮には抗酸化作用があるポリフェノールが含まれており、なすの栄養の大半を占めているといっても過言ではありませんが、同時にあく(エグ味)も含まれています。
塩水につけてしっかりあく抜きをするとお子様も食べやすくなります。また、皮の部分も食べにくいと感じるポイントなので、小さめに切る・切り込みを入れる、というようにひと工夫してみてくださいね。
食材をおいしいと感じるには、味や食感以外に食事の環境も影響してきます。
まずは、一口食べてみよう!のきっかけになればと思いお子様と一緒に作業ができるレシピを作りました。
野菜の美味しさを知って食べる楽しみが育ちますように。
材料(2人前から3人前)
なす 1本、ピーマン 2個、ツナ缶 1/2個、塩昆布 小さじ1からお好みで(約3g)ピーマンはヘタを押して種を取り、縦半分にさく。
種を取り出したら、食べやすい大きさにちぎって耐熱容器に入れる。
なすはピーラーで皮を剥く(全部剥いてもしましまにしてもOK)。
食べやすい大きさにちぎって耐熱容器に入れる。
ふんわりとラップをかけたら、600Wの電子レンジで約4分加熱して取り出す。
ツナ缶はオイルごと入れる。塩昆布もお好みで量を調整して入れる。
よく混ぜて全体に味をなじませる。
お皿に盛りつけて完成!
管理栄養士・野菜ソムリエの姉妹ママ。
子どもと一緒に楽しめる岡山市南区の親子クッキング教室 gk-kitchenを主催。
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