このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
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岡山市在住、小学1年生の娘と3歳の双子の息子を育児しています。
時短社員ではありますが、平日は毎日仕事もする「ワーママ」です。
我が家に双子が生まれたのは約3年前。二卵性双生児で2人とも男の子です。
上に娘がひとりいるため、赤ちゃんの育児は2度目。
基本の育児方法は把握していたものの、今回は全くの同月齢児が2人。何もかも勝手が違いました。
日中は、同時にお腹を空かせて一緒に泣くことが多く、夫も仕事に出かけているため私だけでは手が足りずあたふた…。
また、夜中は交互に起きて夜泣きをするため、睡眠時間が削られふらふら…。
そんな日々が始まり数か月、母親として決心したことがありました。
それは、育児に対してのこれまでの思い込みを捨てるということと、可能なところは手抜きをするということです。
たとえば、大人ひとりと赤ちゃん2人で過ごしていると、抱っこしてミルクを飲ませるというごく普通のことができないことも多いです。そんな時は、ハンズフリーでミルクを飲ませることができるクッションを使い、セルフスタイルでミルクを飲んでもらいました。
最初は「本当は抱っこして飲ませてあげたいのに…ごめんよ~」という思いにかられましたが、「いや、2人いっきには無理よ! お腹を満たしてあげることの方が優先!」と、開き直る努力をしました。
また、夫にも協力をお願いしました。
夫は会社にも相談をしてくれたようで、以前より仕事から早めに帰宅するようになり、夕食やお風呂、寝かしつけなどを分担。我が家には上に赤ちゃん返りをしている娘がいたので、夫がいるときは基本、双子のことは夫に任せ、私は娘の面倒を見ることにしました。
そうすることで、母親である私自身が心身ともに健康でいられたように思います。
今振り返っても、ここまでの3年間は全力疾走で駆け抜けてきた感じがありますが、「私がしてあげなきゃ…」とか「できるだけ丁寧な育児を」という、勝手に背負っていた思い込みを少しずつ捨てることで、気持ちに余裕ができ双子育児を楽しめるようになった気がします。
双子が3歳になった現在も、毎日本当にバッタバタ。
2人は朝からケンカばかりしていますが、ケガがない程度までは放ったらかしにしています(笑)。
2人で大声をあげながら笑い合っている様子などを見ると、「自分の分身みたいな存在がいる『双子』ってちょっとうらやましいなぁ」という気分になったりもしますよ。
まだしばらくは、バタバタの毎日を過ごすことになるのだと思うのですが、適度に息抜き、手抜きをしながら、少しでも双子育児を楽しむことができればと思っています。
岡山市在住、小学1年生の女児と3歳の双子男児のママ。