平成30年11月6日(水曜日)、岡山市消防局消防教育訓練センターの「津波浸水域訓練施設」で高松市消防局の方々と合同で水陸両用バギーの訓練を実施しました。その他にも、消防研究センターや総務省消防庁、倉敷市消防局の方々も参加してくださいました。
水陸両用バギーは、東日本大震災後に開発されたもので、総務省消防庁から平成25年に無償貸与という形で岡山市消防局に配備されました。これまでに広島県の土砂災害や熊本地震、西日本豪雨など様々な災害現場で活躍しています!
消防研究センターの久保田室長に講義をしていただきました!久保田室長は救助用の水陸両用バギーを開発された方で、水陸両用バギーの第一人者です!
久保田室長の講義をみんなで聞いています!
岡山市消防局には「津波浸水域訓練施設」というものがあります。この施設は全国初の施設で各地の消防本部から訓練依頼があります!
勾配があるところも簡単!
丸太も簡単に乗り越えれます!
この水陸両用バギーは、陸上では44度の傾斜までなら走ることができ、30cmの高さのものも簡単に乗り越えることができます。さらに水に浮かんで進むこともできます。このように水陸両用バギーは様々な場所を走ることができるので、災害現場では物資の搬送や、人員の搬送などにとても役に立ちます!
高松市消防局、岡山市消防局2台の水陸両用バギーが走っています!
運転しない時は見とり訓練!
バギーは時速32キロまで出ます!
いよいよ水に入ります!
水陸両用バギーはこのまま水の中に入り進むことができます。しかし、水の中を走る、船や水上バイク等スピードが出るものが多いのでこの水陸両用バギーもスピードがでそうですが、実は時速4キロしか出すことができません。
水上を走っています!
水上では4人まで乗ることができます!
水上では舵が難しい!
陸に上がっていきます!
岡山市消防局では毎年、11月頃に様々な都市の方々と合同で水陸両用バギーの訓練を行っています。昨年は徳島市消防局、島根県の江津邑智消防組合、三重県の津市消防本部の方々と合同で訓練を行い、今年は高知市消防局、倉敷市消防局の方々と合同で訓練を行いました。また、毎年消防研究センターの久保田室長が講師として来てくださっています。
これからも岡山市消防局では、一人でも多くの命を救うために日々訓練を行っていきます。皆さんも、災害に備え、いざという時に自分の命、家族の命を守れるように日頃から備えておきましょう!
最後は集合写真!
所在地: 〒702-8024 岡山市南区浦安南町495番地88 [所在地の地図]
電話: 086-262-0119 ファクス: 086-264-3935