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すくも山遺跡の備前焼(骨蔵器)

[2010年2月3日]

ID:5002

収蔵品紹介 第21回

すくも山遺跡の備前焼
  • 名称
    備前焼壺(骨蔵器)
  • 出土遺跡
    すくも山遺跡
    岡山市北区下足守
  • 時期
    室町時代

すくも山遺跡は「足守庄荘園絵図」にも描かれる、足守地域南部の小山です。調査後、農地改良のため削平され、現在はみることができません。
この小山は羽柴秀吉の書状や「中国兵乱記」に「すくも塚の城」や「巣喰山」としてみえる陣城とみられ、発掘調査でも郭状の段や堀割りが見つかっています。また、城郭以前には室町時代を中心とする墓地が形成されており、多くの五輪塔や骨蔵器が出土しました。これは骨蔵器のひとつで、ほぼ完全な形の備前焼の壺です。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
Eメールでのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。