平成26年11月5日(水曜日)から11月7日(金曜日)「ユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラム」が、ホテルグランヴィア岡山(岡山市)で開催されました。
フォーラムには、日本を含む世界32カ国40チームの高校生と教員、運営スタッフとして岡山・大阪の高校生、教員、大学生、そして、ユネスコや文部科学省関係者及びオブザーバー等あわせて約900名が参加しました。
11月5日(水曜日)の午後、初めて参加者が一堂に会し、緊張と興奮が渦巻くなか、開会行事及びオリエンテーションが行われました。
開会行事では、高校生代表2名が「私たちの手で、世界に自信を持って発信できるESDのビジョンを描きたい」と堂々と宣言し、会場から大きな拍手が起こりました。
オリエンテーションでは、プレゼンテーションやディスカッションに関する説明、日程などに関する連絡事項の伝達がありました。参加者は皆、これからはじまるフォーラムへの期待に胸をふくらませながら真剣に話を聞いていました。
海外からの参加生徒とおもてなし係の生徒との顔合わせでは、お互いが自己紹介をしたり、準備してきたメッセージを渡したり、写真を撮ったりするなど、高校生同士すぐに打ち解けることができ、和やかな雰囲気となりました。
11月6日(木曜日)の午前は、4つの会場に分かれて各チーム7分間のプレゼンテーションが行われました。
テーマは、「持続可能な社会を築くために国や地域、学校で気づいたこと」であったため、「環境」「文化の多様性」「貧困」など、各国や地域で課題となっていることや、現在取り組んでいるESDのテーマなど、その課題は多岐にわたり、お互いに多くの学びがありました。
高校生にとって発表は緊張の連続だったと思いますが、自分たちの学びをきちんと伝えようと熱気にあふれるものでした。
昼食時には、一緒に昼食をとることにより、緊張もほぐれ、楽しい会話とともに笑顔がたくさん見られました。
午後は、2会場に分かれて「持続可能性を阻害するもの」「持続可能性を促進するもの」の2つのテーマに分かれて白熱したディスカッションが行われました。
阻害するものとしては、若者の意識の低さやコミュニティの連携不足などの意見が出され、促進するものとしては、相手を受け入れようとする心や国を越えた人々の繋がりなどの意見が出されました。
世界各国のティーンエイジャーが共通の未来について考え、話し合う時の真剣なまなざしが印象的でした。
机上の空論でなく、自分たちの経験を活かした地に足のついた意見が出され、一つのテーマに沿って全員が主体的に意見を出し合うすばらしいディスカッションとなりました。
11月7日(金曜日)、ユネスコよりイリナ・ボコバ事務局長、文部科学省より赤池誠章文部科学大臣政務官の激励のご挨拶をいただきました。
ESDの世界的な流れと、未来を創る高校生に対し、期待を込めたお話をしていただきました。
最終日のテーマは、全体ディスカッションの「持続可能な発展と理想の未来を実現するために、ユネスコスクールの生徒として、私たちは何をすべきか」でした。
参加者からは、発言の意志を示すプレートが数多くあがり、長期的な視野を持ち行動していくことなどの意見が出されました。
皆、一生懸命に取り組み、未来を創る若者たちにふさわしい有意義なディスカッションとなりました。
ファシリテーター係をはじめ、どの国にも公正・公平を心がけた3日間のフォーラムを支えた高校生運営スタッフのすばらしい活動もありました。
昼食後は、これまでのディスカッションに基づいて、私たちが現在と未来においてできることとなすべきこととして、代表の高校生が中心となり、起草委員会を開き、意見をまとめ、共同宣言の案が作成されました。
宣言文を読み上げた後は、会場から大きな拍手が湧き上がり、満場一致で採択されました。
参加者の顔には充実感が満ち、笑顔で大盛況のうちに3日間の高校生フォーラムの幕が閉じられました。
今後も、この出会いとつながりを大切にし、高校生が自ら採択した共同宣言を念頭に、持続可能な社会を構築していくために価値観と行動を変革し、実践していくことを期待しています。
平成26年10月5日(日曜日)にユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラム第5回準備セミナーが、岡山市立岡山後楽館高等学校で開催されました。11月6日、7日の会議本番に向けて、フォーラムの運営に携わる岡山・大阪の高校生、教員、大学生約530名からなる運営スタッフ全員での準備セミナーは今回でいよいよ最後となりました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
テーマ:「世界大会に向けてUNESCO、ESD、ASPnetの総仕上げ~総力結集~」
「係別最終確認」では、今回のリハーサルをふまえて、よかった点や改善点についてじっくりと話し合い、本番に向けて最終の動きの確認ができました。
来月は、いよいよ会議本番です。ASPnet(Associated School Project network、日本ではユネスコスクール)の活動をしている世界中の仲間が岡山市に集います。
どんな仲間に会えるのか今から楽しみです。
共通の未来を創るために各国の高校生が協働して取り組めることを心から期待しています。
平成26年8月11日(月曜日)にユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラム第4回準備セミナーが、11月の本番で使用される会場のホテルグランヴィア岡山(岡山市)で開催されました。今回は2日間にわたり開催される予定でしたが、台風の影響により1日のみの開催となりました。参加者は、本番に参加する国内6チーム(7チームのうち1チームは悪天候のため参加見合わせ)も加わり約600名となりました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
「プレゼンテーションリハーサル」では、国内6地域、岡山、大阪の計8チームが4つの会場に分かれて「学校、地域、社会で気づいた持続可能な社会を実現するための課題や実践」について発表を行いました。また、おもてなし係が仮想の33カ国の発表者となって、動きの確認を行いました。
「ディスカッションリハーサル」では、自分の身の回りのことや日本のことだけでなく、グローバルな視点からとらえた活発な意見が飛び交っていました。
今回のセミナーでは、問題が起こった場合は係間で連携をとりながら全員で解決することの必要性や、自分にできることは何かを考えながら臨機応変に動くことの大切さを学びました。
次回(10月5日の予定)は、いよいよ本番に向けて最後の準備セミナーとなります。これまでの学びを生かし、一人ひとりが本番での姿をイメージしながら最終準備をしていくことを申し合わせました。
平成26年7月20日(日曜日)にユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラム第3回準備セミナーが、大阪府立大学中百舌鳥キャンパス(大阪府堺市)で開催されました。
これまでと同様、岡山・大阪の高校生、教員、大学生合わせて計約600名が参加しました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
テーマ:「ハートとスキルの足腰を鍛え、丁寧に階段を登る体力をつける(一瞬一瞬を大切にして)コンセプト 一所懸命!」
今回は、高校生が11月の本番を意識して取り組むことができるように、各係で本番に向けた準備や練習を行いました。また、係間の連携においても分業無責任にならないように、ハートを込めて取り組むことがゴールにつながるということを学びました。
また、「共創的ディスカッション練習」では参加者全員が4人1組となり、「今、あなたはどんな時代を生きていますか。また、その理由を教えてください。」をテーマにディスカッションを行いました。
生徒は「公正・公平」を念頭に置いたうえで、自身の率直な思いを話し、相手の意見を熱心に聞こうとする姿をみることができました。
毎回の準備セミナーでは、一人ひとりが普段の生活では得ることのできない多くのことを学んでいます。
ここでの学びを、ぜひ日常生活の中で生かしてもらいたいと思います。
次回(8月10日、11日の予定)のセミナーは、岡山で開催されます。
11月の本番に参加する全国7地域の高校生も加わり、本番の会場(ホテルグランヴィア岡山)を利用して、リハーサルも行われる予定です。
平成26年6月15日(日曜日)にユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラム第2回準備セミナーが、岡山大学(岡山市北区)で開催されました。
5月の第1回準備セミナーと同様、フォーラム本番に向けて岡山・大阪の高校生、教員、大学生合わせて約560名が参加しました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
テーマ:「リハーサルを通して最高点を仰ぎ見よう~500余名の高校生ヤルネ!~」
全体会1では、UNESCO、ASPnet、ESDを体現する者として一人ひとりがおもてなしの心をもって運営をしていくことの意味を再確認しました。ユネスコの精神を学ぶアクティビティの1つとして「あいこじゃんけん」を行い、1年目の生徒も実際に身体を動かし交流して、UNESCOの精神に触れることができました。
また、セヴァン・スズキさんの「伝説のスピーチ」を聴き、高校生自身が未来のために主体的に自分たちの言葉で考えていくことの大切さも学びました。
11月の本番では、4会場でプレゼンテーションを実施する予定であることから「プレゼンテーションリハーサル」を行い、同時展開の流れを確認しました。リハーサルをすることによって、それぞれの係の課題や係間の連携の大切さも見えてきました。
次回(7月20日の予定)のセミナーは、大阪で開催されます。高校生たちは、今回のリハーサルで見つけた課題を次回に生かし、全5回のセミナーを通し、ASPnetの仲間と協力しながら自分自身の最高点に到達するべく成長を続けています。
平成26年5月11日(日曜日)にユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラム第1回準備セミナーが、岡山大学(岡山市北区)で開催されました。
いよいよ本番の年となり、フォーラムの運営に携わる岡山のユネスコスクールの高校生・大阪ユネスコスクールネットワーク加盟校の高校生、教員、大学生総勢約570名の大規模なセミナーとなりました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
テーマ:「2年目生徒から1年目生徒へ伝えるスキルとハート~500余名の生徒が笑顔で協働するために~」
今回セミナーのメインの1つとなった「係決めワーク」では、経験豊富な2年目、3年目の高校生が各係の仕事のPRや誘い合いを上手に行ったこともあり、1年目の高校生もスムーズに係調整を行うことができました。
初めて参加した高校生は、最初は緊張した面持ちでしたが、次第に打ち解けて活動することができていました。
次回のセミナー(6月15日の予定)では、いよいよ秋本番に向けてのリハーサルを実施します。「ハート」のこもった会議運営を意識しながら、「スキル」も身につけ、皆で力を合わせてリハーサルに取り組めるよう期待しています。
平成26年1月11日(日曜日)に岡山プレフォーラムが、ホテルグランヴィア岡山(岡山市北区)で開催されました。
世界会議が行われる本年の最初のイベントということで、「ESDイヤーキックオフイベント」として開催され、会場には、11月の世界大会に参加する北海道から九州までの国内各地域の代表校にもお越しいただき、約250名の参加者が集いました。
フォーラムでは、岡山県内在住のケニア、マレーシアからの留学生、大阪ASPnet生徒、岡山県内ユネスコスクール生徒により、「『学ぶ』ということ、そして伝えたいこと」のテーマによるプレゼンテーション、ディスカッションが行われました。
教育システムの違いや、複数言語によるコミュニケーションの阻害要因等、普段の日本で生活していると考えが及ばなかったようなことに気づくことができました。
「学ぶ」ことは自分自身のためだけでなく、広く社会全体にも影響するものになるということにも気づき、持続可能な社会を作り上げていくためにも、若い世代がしっかり学んでいく必要があると、あらためて認識することができました。
フォーラムの概要は以下のとおりです。
平成25年12月22日(日曜日)に岡山プレフォーラム第2回準備セミナーが、岡山市立中央公民館で開催されました。
今回の準備セミナーが終わってしまえば、次は本番となります。
中央公民館の開場前の待ち時間には、各係のチーフやサブチーフが集まっての打ち合わせを行うなど、時間を有効に使って準備を行いました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
テーマ:「ハートとスキル、学びの継続、一人ひとりがESDのプレゼンテーター」
リハーサルでは、学生スタッフが外国人ゲスト役となって、プレゼンテーションやディスカッションの練習を行いました。
リハーサルを行ってみると、様々な課題が明らかになり、生徒たちはやや不安気でしたが、きっと来月の本番にはうまく修正して運営してくれると期待しています。
平成25年11月24日(日曜日)に岡山プレフォーラム第1回準備セミナーが、岡山市立中央公民館で開催されました。
平成26年1月11日に開催予定の岡山プレフォーラムは、来年度のユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラムのプレ大会に位置づけられています。
11月2~4日に堺市で開催されたフォーラムで運営に携わった岡山県内の高校生約80名が中心となってフォーラムを運営します。
係の再編成を行い、岡山プレフォーラムに向けて再始動しました。
学校ごとに堺フォーラムの振り返りがきちんとできており、生徒ひとりひとりの成長が感じられるとともに、岡山プレフォーラム、そして来年の世界大会へとつなげていきたいという生徒の意欲が感じられました。
たった2回しかない準備セミナーですが、生徒たちはESDのハートを十分に発揮し、セミナーはスムーズに進んでいきました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
テーマ:「岡山生徒の成長と軌跡」
平成25年11月2日(土曜日)から4日(月曜日)に、UNESCOアジア・太平洋地域高校生ESDフォーラムが、堺市産業振興センター(大阪府堺市)で開催されました。
海外からは韓国、フィリピン、中国、インドネシア、ベトナム、ラオス、タイの7ヶ国の高校生が参加し、大阪・岡山の合同チームを含めた8チームでのプレゼンテーション、ディスカッション等を行いました。
主なプログラムは以下のとおりです。
各国のESDの取組の実態がわかるとともに、高校生としてのしっかりした意見がたくさん出されました。
運営に携わった生徒たちは、これまでの準備セミナーで培ったゲストをおもてなしする心を生かし、一生懸命に自分の役割を果たしていました。
平成25年10月21日(月曜日)にユネスコスクール世界大会岡山運営協議会第4回委員会が開催されました。
委員、事務局合わせて19名が参加し、9月30日に開催された第3回運営委員会で審議された案が議題として出され、協議されました。
議事は以下のとおりです。
「報告」では、文部科学省 本村委員から、ユネスコスクールをめぐる最近の動向として、来年のユネスコスクール世界大会Student(高校生)フォーラムへ参加する国内7地域の代表チームが決定したこと、海外33カ国から参加するチームの推薦依頼を各国ユネスコ国内委員会へ行っていることなどについてご報告いただきました。
また、岡山プレフォーラムについては、開催要項(案)が提案され、承認されました。
平成25年10月13日(日曜日)にユネスコスクール世界大会高校生フォーラム第5回準備セミナーが、大阪府立大学I-siteなんば(大阪市)で開催されました。
11月に堺市で開催される「UNESCOアジア・太平洋地域高校生ESDフォーラム」に向けての全体での準備セミナーはこれが最後となりました。前回確認した課題の修正を行い、最終リハーサルを行いました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
テーマ:「UNESCO,ASPnet,ESDの総仕上げ」
生徒たちは、「気づく、動く、探す」の言葉を意識して、「ホスト」として全ての係が最善を尽くし、分業無責任に陥ることなく、よいフォーラムを運営できるよう、準備を行いました。
本番での生徒たちの活躍が期待されます。
平成25年10月6日(日曜日)にユネスコスクール世界大会高校生フォーラム第4回準備セミナーが、大阪府立大学I-siteなんば(大阪市)で開催されました。
岡山から参加する高校生は、大阪での準備セミナーにも慣れ、同じ目標を持つ仲間どうしの絆もどんどん深まっています。
セミナーの概要は以下のとおりです。
テーマ:「スキルとハート・笑顔の合図を確かめる!」
大学生が外国人チーム役となった今回のリハーサルでは、想定されるハプニングに高校生がそれをどう対処していくかが試されました。
とっさのことになかなかうまく対応できなかったり、目の前で起こっているハプニングに自分が対応しなくてはいけないという意識が薄かったりと、係間の連携や当事者意識を持つことなどの課題が出されました。
また、次回に向けて修正していく内容を確認することができました。
平成25年9月30日(月曜日)にユネスコスクール世界大会岡山運営協議会第3回運営委員会が開催されました。
委員、事務局合わせて23名が参加し、ユネスコスクール世界大会高校生フォーラムに向けた準備状況等の報告や今後の計画について審議されました。
議事は以下のとおりです。
高校生フォーラム準備セミナーの報告では、活動している生徒の様子をフラッシュムービーで委員の皆様にご覧いただき、セミナーを通して成長している生徒の姿を確認しました。
また、1月に開催予定の岡山プレフォーラムについては、準備セミナーやフォーラムの内容等について検討されました。
平成25年8月17日(土曜日)から18日(日曜日)にユネスコスクール世界大会高校生フォーラム第3回準備セミナーが、大阪府立大学I-siteなんば(大阪市)で開催されました。
今回は1泊2日での実施となりました。
これまで同様、岡山、大阪のユネスコスクール高等学校の生徒、教員、学生スタッフ計約300名に加え、11月に堺市で開催される「アジア太平洋高校生ESDフォーラム」及び来年11月に岡山市で開催される「ユネスコスクール世界大会」に参加することになった全国7地域の高等学校の教員代表もセミナーに参加しました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
テーマ:「スキルとハート・笑顔の合図!」
フォーラムでは“共創的ディスカッション”を行います。これは、ディベートとは違い、参加者が意見を出し合って普遍的な価値や考えを見つけ出したり、異なる価値や考えを尊重し、あるいは、対立する考えを否定するのではなく、より高次の段階で統一したりしていくものです。
この練習では、全員が4人から6人のグループに分かれて「持続可能性にとって何が問題か」等のテーマでディスカッションし、しっかりした意見が出されていました。
また、係ごとの準備では、他の係とも連携して、互いに協調を図りながら準備が着々と進められました。
平成25年7月14日(日曜日)にユネスコスクール世界大会高校生フォーラム第2回準備セミナーが、岡山市立中央公民館で開催されました。
第1回同様、岡山、大阪のユネスコスクール関係者合わせて約300名の参加でした。
岡山で開催する準備セミナーは初めてのことですが、岡山の生徒たちは、大阪の皆さんに喜んでもらえるよう、心を込めてお迎えする準備から始めました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
テーマ:「成功へのお皿つくり」
ASPnet&ESDの学習会11月に開催する「アジア太平洋高校生ESDフォーラム」に向け、大きな帆船にたとえて、大きな船が大海を進んでゆくためには、様々な役割を担う人たちの活躍が必要不可欠であることを学びました。
どの役割も大会を成功させるためには重要で、優劣はないということを感じた生徒たちは、自分ができることを考えながら係分けワークを行いました。
最初は係希望の偏りがありましたが、互いを尊重し、協調しながら、平等に人数調整ができました。さすがはASPnetの生徒たちです。
また、セミナーの最中は、“拍手”が絶えません。これは、発言した人の意見を共有し、感謝や尊敬して受け入れている自然の姿です。
生徒たちが少しずつ成長していく姿が感じられ、今後が楽しみです。
平成25年6月9日(日曜日)にユネスコスクール世界大会高校生フォーラム第1回準備セミナーが、大阪府立大学I-siteなんば(大阪市)で開催されました。
大阪ユネスコスクールネットワーク加盟校から高校生132名、岡山のユネスコスクール高等学校の生徒85名、教員、学生スタッフ等、総勢300名を超える参加者がありました。
来年の高校生フォーラムの企画・運営等に携わる岡山と大阪の高校生が今年度初めて顔を合わせ、フォーラムを開催するための準備が始まりました。
岡山を朝早く出発してバス3台で大阪に到着すると、大阪の高校生の熱烈な歓迎を受けて、会場に入りました。
大阪府立大学手話サークル“亜飛夢”の手話歌によるコンセプトメッセージがあり、セミナーが開会となりました。
セミナーの概要は以下のとおりです。
緊張していた生徒たちでしたが、セミナーの活動を進めるにつれ、互いに緊張がほぐれ、すぐに仲良くなっていました。
また、自ら積極的に動こうとする高校生の姿があちこちに見られ、頼もしく感じられました。
あっという間に1日のセミナーが終了し、次回は7月14日に岡山で会いましょうと大阪のみなさんにお別れして、岡山への帰路につきました。
平成25年5月22日(水曜日)にユネスコスクール世界大会岡山運営協議会第2回運営委員会終了後、引き続き教員研修会が開催されました。
本研修会は、岡山県内のユネスコスクール(申請中および申請準備中も含む)の高等学校9校の教員を対象に行われました。
講師として、大阪ユネスコスクールネットワーク事務局長 伊井直比呂先生をお招きし、「ユネスコスクール世界大会運営について」と題してご講話いただきました。
来年の高校生フォーラムは、開催場所である岡山県のユネスコスクールを中心とする高校生およびネットワークとして組織的な運営と過去の開催経験を有する大阪ユネスコスクールネットワークの高校生が、企画・運営等に携わります。海外33カ国からStudent(高校生)チームを岡山に迎え、フォーラムを運営するために必要な理念等についてお話しいただきました。
自分の学校の利益、自校の生徒が目立つ、自国の生徒が優位にある、というような姿を見せないよう、海外からの参加者から尊敬されるべき会議にすること、ディベートや模擬国連などのようにゲームとしてのディスカッションではなく、どの国の生徒も共有できる共同宣言を創ることができるような「共創的ディスカッション」にすることなどの運営の基本を理解することができました。
来年の世界会議参加者から岡山に行って良かった、と思ってもらえるようにすることができるようがんばろう、と各先生方は誓い合いました。
平成25年5月22日(水曜日)にユネスコスクール世界大会岡山運営協議会第2回運営委員会が開催されました。
本運営委員会は5月13日の委員会を受けて開催されたもので、ユネスコスクール世界大会高校生フォーラムを高校生と共に実質的に運営していく運営委員の方々が一同に会する本年度のスタートの会でした。
本年度から新たに加わることとなった岡山県立真庭高等学校をはじめとした高等学校の先生方や、岡山大学大学院教育学研究科ESD協働推進室や岡山県あるいは岡山市の行政担当者が参加しました。
まずは委員互選により委員長として岡山県立和気閑谷高等学校大野浩志先生が、副委員長として岡山龍谷高等学校の木地広樹先生が選出されました。
委員長の進行により以下の議事が審議されました。
各学校のセミナー参加者の募集については、昨年度高校生フォーラムに参加した学校では既に動き始めているとの情報提供もありました。
平成25年5月13日(月曜日)にユネスコスクール世界大会岡山運営協議会第3回委員会が開催されました。
本協議会は2014年にESDに関するユネスコ世界会議の一環として、岡山市で開催されるユネスコスクール世界大会の開催支援体制を構築することを目的としています。
また、高校生フォーラムへの参加者及びこの運営に参画した高校生の問題解決力やコミュニケーション等の様々な力・能力がESDによって育まれることを目指しています。
今回は、本年度第1回目ということもあり、年度末の人事異動により委員の変更もあったため、出席者の紹介をおこないました。
議事は加賀議長の進行により、スムーズに運営されました。主な議事は、以下の通りでした。
各委員からの質問などを経て上記議事は全て承認され、副会長に岡山県立岡山一宮高等学校中山広文校長が選出されました。
また、中山副会長からユネスコスクール9校による校長連絡会の開催が提案され、了承されました。
いよいよ、2014年度開催のユネスコスクール世界大会に向けての動きが本格化してきました。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1351 ファクス: 086-803-1777