古代吉備国の中心とされる岡山市内には、およそ3300か所の遺跡が存在し、その多くが大小さまざまな古墳です。古墳は岡山市の遺跡の象徴と言えるでしょう。また、その数だけではなく、全国4位の規模である造山古墳(墳長350m)をはじめ、最古級の大型前方後円墳である浦間茶臼山古墳(墳長140m)、近年発掘調査が進み、島状遺構の存在が明らかになった「金蔵山古墳」(墳長150m)、吉備の三大巨石古墳の一つとされる「牟佐大塚古墳」(石室長18m)など個性的な内容をもった古墳が多数みられます。
今回の特別展では、特色ある岡山の古墳時代について、市内から発掘された出土品を中心に、その始まりから終わりまでの流れをたどってみることとします。
所在地: 〒703-8284 岡山市中区網浜834-1 [所在地の地図]
電話: 086-270-5066 ファクス: 086-270-5067