SDGsは「Sustainable Development Goals」の略で、「エス・ディー・ジーズ」と読みます。日本語では「持続可能な開発目標」。
2016年から2030年の間に達成を目指す国際目標で、17の目標と169のターゲットから成っています。
取り組む課題は、貧困削減、格差の是正、気候変動対策や環境保護、持続可能な生産と消費、平和構築など多岐にわたります。また、各目標はそれぞれに関連し合っています。
ESDは、社会のあり方や価値観を見直し、持続可能な社会をつくるために、未来に向けて考え、話し合い、学び、行動していく取組のことを言います。
自然、環境、防災、国際理解、多文化共生、人権、平和、伝統文化、地域づくり、食育、情報リテラシーなど、テーマは多岐にわたります。
ESD(Education for Sustainable Development)=持続可能な開発(発展)のための教育
教育は、SDGsの目標4に位置付けられ、「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を保障し、生涯学習の機会を促進する」とされています。さらに、ESDについては、SDGsのターゲット4.7に、「持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能の習得に向けて取り組むこと」、とされており、ESDがSDGsの達成に向けた手段の一つとして重視されています。
図書館は、暮らし、趣味、仕事など、生活の様々な場面での疑問や課題を解決するために役立つ本や情報を収集し、提供するとともに、未来へと伝えていく役割を果たしています。
また、図書館では、これらの本や情報をもとに、調べもののお手伝い(レファレンス・サービス)も行っています。
地域の身近な生涯学習の拠点である図書館を、SDGs・ESD活動の第一歩に、ぜひご活用ください!
ESDは、幅広い分野に関連があるため、さまざまな本がESDを考えるためのヒントやきっかけになります。
たとえば、自分たちの住む地域を知ることはESDの第一歩ですが、図書館では、地域の歴史や文化に関する郷土資料を数多く所蔵しています。
また、絵本や文学作品の中にも、環境問題、自然との共生、命のつながり、世界とのつながりなどESDに関係するテーマを持ったものがあります。
以下のブックリストでは、これらを含めてESDに関連する本をご紹介します。
(※調べもの・資料相談・資料リストのページに掲載している「岡山市立図書館調べ方ガイド」や「テーマ別資料リスト」もご参考にご覧ください。)
(1)岡山市立中央図書館 ESD関連資料コーナー 資料紹介
中央図書館2階のESDコーナーで展示している、岡山のESD関連の資料を中心に紹介しています。
(※館内閲覧のみの資料も含まれています。)
「おかやまSDGs・ESDなび」では、次のような情報が掲載されています。
「岡山ESDプロジェクト」のウェブサイト(市民協働局市民協働部SDGs・ESD推進課)へのリンクです。
「岡山ESDプロジェクト」とは、岡山地域において、ESDに関する様々な取組を行っている関係機関や組織等の連携を強化して、岡山地域の特性に応じた効果的なESDを推進することにより、「持続可能な社会づくり」に幅広く広域的に貢献していく活動です。
以下のページでは、活動紹介や岡山ESDプロジェクトの関連団体、参加団体等の紹介などが掲載されています。
「岡山ESDプロジェクト」のページへ
ESD関係のウェブサイトへのリンクです。
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