食中毒が発生したとき、食品や拭き取り等の微生物検査・理化学検査を行い、その原因を究明しています。
食品、糞便および施設のふき取り液に含まれる食中毒菌を調べるために、さまざまな種類の培地(栄養分等が含まれています。)に食品などを塗り、1から2日ほど菌が増えやすい温度に置いておきます(培養)。すると増えた菌が目で見える大きさの塊(コロニー)を作ります。
最近では遺伝子検査を食中毒菌の判定に用いることが多くなっています。
食品などに含まれる遺伝子を抽出したのち、リアルタイムPCRという機械で増やして、食中毒菌を判定します。
ウイルスの遺伝子をサンプル(便等)から取り出しているところです。
取り出した遺伝子をその遺伝子を増やすための試薬と(自動で)混ぜます。
リアルタイムPCRという機械でウイルスの遺伝子を増やして判定を行います。
フグ毒であるテトロドトキシンや鮮度の落ちた魚に蓄積するヒスタミンなどの検査を実施しています。
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