
帰宅困難者対策の基本的な考え方
- 「帰宅困難者」とは、通勤や通学、買い物、行楽など、外出先で突然の災害に見舞われ、交通機関が麻痺して自宅へ帰ることが困難な方々を言います。
- 発災直後は、慌てて移動を行うと大規模火災や家屋倒壊等の二次災害に巻き込まれる危険性があります。また、道路に人が溢れ、救急車などの緊急通行車両の妨げになります。
- 外出先での災害時には、「慌てて移動を開始しない」ということが重要です。

一斉帰宅の抑制
- 慌てて移動を開始せず、安全を確認したうえで、職場や外出先等に待機しましょう。
- 安心して職場に留まれるよう、あらかじめ家族と話し合って連絡手段を複数確保しましょう。
- 安全確保後の徒歩帰宅に備え、あらかじめ経路を確保するとともに、歩きやすい靴などを職場に準備しましょう。
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事業者は、飲料水や食料を備蓄(1人3日分を目安)しておきましょう。

一時避難場所
- 移動中など屋外で被災した場合に、混乱が収まるまで待機していただく場所を、「一時避難場所」と言います。
- 岡山市との協定による「一時避難場所」は以下のとおりです。ただし、施設の状況により受入ができない場合もありますので、市ホームページなどで開設情報を確認してから行動してください。
グレースタワー3
ANAクラウンプラザホテル岡山
ホテルグランヴィア岡山
イオンモール岡山
岡山コンベンションセンター

災害時帰宅支援ステーション
- 徒歩帰宅が可能な方を支援するため、岡山県や岡山市では、コンビニエンスストアや外食事業者等と協定を締結し、「災害時帰宅支援ステーション」の普及を進めています。
- 「災害時帰宅支援ステーション」では、(1)水道水の提供(2)トイレの使用(3)テレビ、ラジオ等からの情報提供など、可能な範囲で協力していただけることになっています。
- 岡山県との協定による「災害時帰宅支援ステーション」は以下の市内各店舗です。
株式会社ファミリーマート
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
株式会社ローソン
株式会社ポプラ(2020年から順次ローソンに移行)
株式会社デイリーヤマザキ
株式会社モスフードサービス
株式会社壱番屋
- 岡山市との協定による「災害時帰宅支援ステーション」は以下の市内各店舗です。
味の民芸フードサービス株式会社
- 店舗の出入口にステッカーを貼っていますので、お食事・お買い物の際、気にとめていただき、災害時の帰宅について一考いただければと思います。