平成30年12月頃から、岡山市内で「下水管の点検をする」と業者が訪問し、点検後に消費者の不安をあおり、工事などの契約を結ばせる、下水道の点検商法と思われる相談が多発していますので、注意情報としてお知らせします。
- 事例1
突然、訪問してきた二人の男性が、持っていたドライバーでマンホールの蓋を開けて下水管を点検した。その後、「下水管が詰まっているので、清掃が必要だ。料金は1万円だ。」と清掃を勧められた。断ったが、「明日また来る。」と言われた。(70歳代 男性) - 事例2
「下水道の者だ。排水管の点検にきた。」といきなり業者が訪ねてきた。排水管の点検が終わると、家の中に入り、床下に薬剤をまき、高額な料金を請求された。(70歳代 女性) - 事例3
来訪した業者から、水漏れをしているので工事が必要と言われ工事をしてもらったところ、床下調湿剤を入れているだけなのに工事代金として高額な請求をされた。(80歳代 女性)
消費者の方へのアドバイス
- 「下水管の点検に来た。」と言って、強引な営業を行うという相談が急増しています。中には市役所の職員を装っている場合もありますが、市が業者に依頼して、個人のお宅の排水管などを点検・清掃することはありません。
- 必要がなければ、きっぱりと断りましょう。
- 最初は「無料点検」、「今だけのキャンペーン価格」などと言って家に上がりこみ、最終的に高額な契約をさせられるトラブルも多発しています。「このままでは家が倒れる」、「柱が腐る」などと言われても、急いで契約せずに複数の業者に見てもらうなど慎重に判断してから契約しましょう。
- 工事をしてしまった後でも、契約書を受け取ってから8日間はクーリング・オフできます。
- 不審に思ったら、消費生活センターにご相談ください。(消費者ホットライン188(いやや!)も使用できます。)
相談先
岡山市消費生活センター
相談電話:086-803-1109
相談日:月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く)
相談時間:9時~16時
注意喚起チラシは下記をご覧ください。
これまでの啓発チラシ「消費生活情報」はこちらから
このページに関するお問い合わせ先
消費生活相談専用(岡山市役所本庁舎2階)
相談電話:086-803-1109
相談時間:月曜日から金曜日 午前9時から午後4時まで(祝日・年末年始を除く)
※土日祝日の相談は、消費者ホットライン 188(イヤヤ!)をご利用ください。
(年末年始12月29日から1月3日を除く)