大都市を中心に古くから下水を整備している処理場において採用されているのが標準活性汚泥法という処理方法です。
高度処理は標準活性汚泥法では十分に取り除くことのできない窒素やりん等の除去効率向上を目的とした処理方法で、岡山市では全ての処理場で採用されています。
標準活性汚泥法は、活性汚泥という好気性微生物を含んだ汚泥と下水をエアレーション(散気)によって混合後、最終沈殿池内で活性汚泥を沈殿分離し、上澄水を処理水として流出させる方法です。(二次処理)
しかしこの方法では窒素やりんを十分に除去できず、岡山の場合、閉鎖性水域(児島湾)への放流となるため、水質汚濁防止法の総量規制に対応するため、高度処理を採用しています。
標準活性汚泥法の処理イメージ図
通常の有機物除去を主とした二次処理で得られる処理水質以上の水質を得る目的で行う処理のことです。
(処理対象物質:浮遊物・有機物・栄養塩類(窒素やりん等)、その他)
高度処理の処理イメージ図
所在地: 〒700-8554 岡山市北区大供一丁目2番3号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1506 ファクス: 086-803-1747