1月26日は、文化財防火デーです。日本の文化財は、木や紙などの可燃物で造られているものが多く、一度火災になると、大きな被害を受ける危険性が高くなっています。昨年度は、ユネスコの世界文化遺産に登録されているフランスのノートルダム大聖堂及び沖縄県那覇市の首里城跡において大規模な火災が発生し、社会的な注目を集めました。
岡山市でも、文化財を火災、地震その他の災害から守るため、1月26日を中心に火気の適正な管理や地震時における出火防止対策の促進など、将来に継承すべき貴重な財産である文化財の火災予防を推進しています。岡山市北消防署では、1月27日に特別名勝岡山後楽園で消防訓練を実施しました。
消防車出動の様子
到着時の活動風景
ホース延長の様子
ホース延長の様子
一斉放水の様子
佐野署長からの講評
伊丹北地区副団長からの講評
岡山後楽園信江事務所長からの挨拶
今回の訓練では、岡山後楽園職員の初期対応及び防火意識の向上となり、消防側においても警防技術の向上に努めることができました。また、今後、万が一にも火災が発生した際、迅速な火災対応を行うため岡山後楽園職員と消防側が的確な情報共有を行うことが必須であり、今回の訓練はそのための相互連携の強化となる有意義な訓練ができたと思います。
これから春になり暖かい季節に向かっていきますが、引き続き火の元、火の取り扱いには十分注意してください。