こんにちは!岡山市消費生活センターです。
今回は、市職員を名乗り、保険料の還付があると言って、口座番号を聞き出そうとしたり、ATMに案内するといった不審な電話に関する注意喚起情報をお知らせします。
市の保険課の職員をかたり電話があり、「保険料の還付が23,365円ある。2か月前に書類を送付したが、返信がないので連絡した。振込先の金融機関を教えてほしい。」と言われ、つい伝えてしまった。その後、金融機関をかたり電話があったが、声がよく似ていたので、不審に思い電話を切った。(2021年1月受付 70歳代 女性)
市役所の介護保険課と名乗る電話があり、介護保険料を5年分還付するので、近くのコンビニのATMに行くよう言われた。コンビニに行き、言われたとおり銀行のコールセンターに電話すると、入力方法を指示された。送金ボタンを押すよう言われた時、不審に思い電話を切った。市役所に確認すると、還付金詐欺だと言われた。(2020年12月受付 70歳代 女性)
☆市役所など公的機関を名乗って電話をかけてくる悪質な事例が多発しています。市役所など公的機関の職員が電話で口座番号を聞いたり、還付金等でATMの操作をお願いすることは絶対にありません。また、還付の手続きは、原則として文書で行っています。電話のみで行うことはありません。不審な電話には留守番電話機能を活用しましょう。
☆公的機関に問い合わせの電話をする場合には、電話帳などで公的機関の名称や電話番号を確認してから電話をかけるようにしましょう。
☆万が一、お金を振り込むなどの被害にあった場合は、直ちに警察及び振り込んだ先の金融機関に連絡をしてください。振り込んでしまったお金が戻ってくる可能性があります。
☆少しでも不審に感じたら、消費生活センターや警察に相談しましょう。
相談電話:086-803-1109(消費者ホットライン188(いやや)もご利用ください)
相談日:月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)
相談時間:午前9時から午後4時
こちらからチラシをご覧になれます
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1105 / 086-803-1109(消費生活相談専用) ファクス: 086-803-1724