10月1日は「浄化槽の日」です

　この「浄化槽の日」は、浄化槽の設置や管理方法等について定めている浄化槽法が、昭和60年10月1日に全面施行されたことを記念して、昭和62年に当時の厚生省、建設省、環境省の3省の呼びかけにより設けられました。

　微生物の働きによって生活排水をきれいにする設備で、岡山市では下水道とともに「浄化槽」が広く普及しています。浄化槽には「単独処理浄化槽」と「合併処理浄化槽」の2種類あります。

　トイレのみの汚水を処理しているため、台所やお風呂などの排水が未処理のまま側溝等へ放流され、海や川を汚す原因の一つとされています。※現在は新規での単独処理浄化槽の設置は禁止されています。

　トイレの汚水だけではなく、台所やお風呂など全ての排水を処理しています。単独処理浄化槽に比べて、放流される水の汚れは8分の1になります。

　後世へきれいな水環境を残すためにも、単独処理浄化槽を設置されている方は、台所やお風呂などの排水も合わせてきれいにする合併処理浄化槽への切り替えの検討をお願いします。また、多量のトイレットペーパーや洗剤、食べ残しなどを流すと浄化槽に負担がかかります。私たちの水環境を守るため、浄化槽を使用されている方は正しい使い方と適切な維持管理をお願いします。

　浄化槽の維持管理や設置補助金に関することは、こちらのページからご確認ください。