令和4年3月15日、東消防署に配備されている東タンク1号車が新車両に更新されました。
タンク車には水槽がついていて、水を2000リットル積載しています。そのため、消火栓や川等の水源が無くても、すぐ放水することができます。2000リットルは、一般的な浴槽の10杯分くらいです。タンク車は火災現場直近に部署して素早く放水することができますが、炎上火災の現場では、5分も経たずに水槽が空になってしまいます。そのため、同時に出動したポンプ車が、消火栓等から吸水し、タンク車の水槽に水を補給するという作業(中継)を行っています。また、車体上部には放水銃という筒先がついており、大量放水することが可能です。
放水銃
東タンク1号車の水槽はこの位置にあります。
水槽の中には、格子上の板が見られます。
これは、走行中に止まったり、曲がったりするときに、水槽内の水に慣性の法則(その動きを続けようとする力)が働くため、それを抑えることができます。
昨年に引き続き、新しい車両が東署へ配置となりました。最近では、新しい技術や機能を持った車両や資機材が導入されていますので、しっかり取り扱えるよう、引き続き訓練を実施します!!
所在地: 〒704-8117 岡山市東区西大寺南一丁目2番4号 [所在地の地図]
電話: 086-942-9119 ファクス: 086-942-0462