2019年5月に世界保健機関(WHO)が発表した国際疾病分類第11版(ICD-11)で、インターネットやゲームに没頭して、生活や健康に支障を来たす状態を「Gaming disorder(ゲーム行動症)」として新たな精神衛生疾患と認定しました。
ICD-11では、ゲーム行動症の臨床的特徴として
・ゲームのコントロールができない。
・他の生活上の関心事や日常の活動よりゲームを選ぶほど、ゲームを優先する。
・問題が起きているがゲームを続ける、または、より多くゲームをする。
・個人、家族、社会、教育、職業や他の重要な機能分野において著しい障害を引き起こしている(重症度)
としています。
「いくら注意をしてもゲームがやめられない」
「朝方までオンラインゲームに没頭して、生活リズムが崩れる」
「朝に起きられず、仕事や学校に行けない」
「注意をすると怒ったり、物に当たったり、無視する」
「ゲーム課金のことで、ケンカになる」
大人も子どもも、インターネットやゲームは楽しい遊びのひとつです。しかし、のめり込みすぎると、生活リズムの崩れや仕事・学業への影響、ゲーム課金による経済的な問題が生じることもあります。
いくら注意をしても言い合いになったり無視されたりして、コミュニケーションの取り方に悩む方もいらっしゃるかもしれません。岡山市こころの健康センターでは、ご家族からの相談もお受けしております。正しい知識と望ましい対応の仕方を一緒に考えてみませんか?
一人で悩まず、ご連絡ください。お電話お待ちしています。
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