紹介状なしで大病院を受診した場合の「特別の料金」が増額になります

国は、医療機関相互の役割分担と業務連携の推進を図るため、「初期の治療は地域の医院・診療所で、高度・専門治療は病院で行う」こととしており、紹介状なしで一定規模以上の対象となる病院を受診した場合、患者さんは診察代に加えて「特別の料金」を負担することになっています。

この制度の見直しが行われ、令和4年10月1日から、対象病院が拡大されるとともに、「特別の料金」の額が引き上げられることになりました。詳しくは厚生労働省ホームページ別ウィンドウで開くをご参照ください。

（患者の負担は増額されますが、病院が医療サービスの対価として受け取る診療報酬から規定の額が差し引かれるため、病院の利益増加が目的ではありません。一部の病院に患者が集中し、患者の待ち時間や勤務医の負担増加となっているため、まずはお住まいの地域の医療機関を受診してもらいたい目的によるものです。）