ESD岡山アワード2022は、一次選考を通過した授賞候補事業10件の中から最終審査を経て、以下のとおり授賞事業2件が決定しました。本年度は過去最多の51カ国/地域から157件の応募がありました。
ESD岡山アワード2022表彰式は2022年11月19日(土曜日)、岡山国際交流センター(岡山市北区奉還町2-2-1)で行う「おかやまESDフォーラム2022」の第1部として開催します。表彰式には授賞団体代表者を招聘し、事業発表を行っていただきます。
「ハンブルクにおけるサステナビリティ学習」構想による「ハンブルク総合計画 ESD 2030年」
The initiative “Hamburg Learns Sustainability” has started the“Hamburg Master Plan ESD 2030”
「ハンブルクにおけるサステナビリティ学習」構想
Initiative “Hamburg Learns Sustainability”【ドイツ連邦共和国】
3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、17
「ハンブルクにおけるサステナビリティ学習」構想は、ドイツ第2の都市ハンブルク特別市(人口約180万人)の行政、企業、教育機関、非営利団体の代表が参加するネットワーク組織である。
2005年から各団体がESD活動を行ってきたが、すべての教育分野において持続可能性の考え方や最新の科学的手法を取り入れ、体系的・組織的に全市へ ESDを広めるため、「ハンブルク総合計画 ESD 2030年」を策定した。2030年を念頭に置いたESD戦略であり、幼児、小中高校、大学、専門学校、社会教育、行政の6分野における目標や行動計画が含まれている。策定にあたっては行政、教育機関、企業、市民の各代表が運営委員を務め、70機関140人の代表者が参画し、全市を挙げて取り組んだ。2021年に市議会に承認され、発足イベントや導入に向けたフォーラムが盛んに行われている。【写真提供:Thomas Müller/UNESCO】
環境教育プログラム
Environmental Education Programme
グリーン・グロース・アフリカ・サステナビリティ・ネットワーク(グリーン・グロース・アフリカ)
(旧・アフリカ開発のための国際支援ネットワーク)
Green Growth Africa Sustainability Network (Green Growth Africa)
(formerly International Support Network for African Development)
【ナイジェリア連邦共和国】
3、4、5、6、7、11、13、14、15
「グリーン・グロース・アフリカ・サステナビリティ・ネットワーク」はアフリカ大陸の緑化・環境保護を目的に教育や啓発活動を行う非政府組織で、世界139か国の専門家や学生など1400人以上の会員が参加している。
「環境教育プログラム」はアフリカの中高生が自主的に地域の環境問題やニーズを掘り起こし、解決策を導き出すプログラム。2018年から毎年、さまざまな環境問題をテーマにオンラインでコンテストを開催し、学生・教師チームが地域の課題やニーズを調べ、学校での学習内容や生活の知恵を活かして解決案を考え応募してもらう。選ばれたチームはネットワークの専門家からアドバイスを受けながら、1年かけて解決案を実際に策定・製品化する。アフリカ各国の学生、教師、女性、近隣コミュニティ住民など約3500人が参加している。【写真提供:Green Growth Africa Sustainability Network (Green Growth Africa)】
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1351 ファクス: 086-803-1777