会期:令和5年2月2日(木曜日)から3月4日(土曜日)まで ※月曜休館
会場:岡山市立中央図書館 2階視聴覚ホール前展示コーナー
古文書の解読、翻刻(古文書のくずし字を現代の活字に直す)、和綴じ製本などについて紹介します。
協力:岡山市立図書館主催講座「岡山古文書を読む会」
瓦版とその翻刻、くずし字を展示しています。
瓦版(かわらばん)
江戸時代、市井のニュースを庶民に伝えた、木版または土版木(つちはんぎ)(瓦をつくる粘土を焼いて作成)によるとされる一~二枚の絵入りの印刷物。街頭で読み売りされ、古くは読売と通称された。(中略)心中事件・火災・地震・敵討・珍談奇聞などの一枚摺りが売り出された。
一度に多数の一枚摺が出たのは、安政二年(1855)の江戸の大地震・大火災で、(中略)安政五年には二枚で十六文となっている。
鯰絵(なまずえ)
安政の大地震(1855)の直後に流行した「鯰絵」とよぶ一枚の瓦版のような民俗版画では、人間の姿をした鯰が駄洒落や社会批判をしながら被害のニュースを伝えていた。
「岡山古文書を読む会」50年のあゆみ
昭和47年(1972)岡山市立図書館で「古文書解読講座」が開催され、令和4年に創立50周年を迎えました。
この50年の歩みを、年表と会報で紹介します。
活動の記録
古文書の解読、翻刻や和綴じ本の製作の様子を展示しています。
写真や活動の際に使用した原稿を見ていただけます。
また、市立図書館へ献本された資料もあります。
ミニ展示「古文書に親しむ」の様子
2階のある郷土資料のうち、古文書に関係するものを展示しています。
今回の展示にあたり、主に以下の文献を参考にさせていただきました。
所在地: 〒700-0843 岡山市北区二日市町56 [所在地の地図]
電話: 086-223-3373 ファクス: 086-223-0093