（仮称）第3次岡山市環境基本計画の策定状況

令和5年11月6日、岡山市環境総合審議会に対し、次期「岡山市環境基本計画」の策定方針について諮問しました。

本市では、「第2次岡山市環境基本計画」を平成23年度に策定し、本市の環境の保全に関する施策を総合的・計画的に推進しており、平成28年度と令和3年度にそれぞれ改訂しました。

同改訂以降、生物多様性の損失やプラスチック汚染など、新たな環境課題がクローズアップされるようになりました。また、現在は、環境省において「第六次環境基本計画」（令和6年度策定予定）について検討されるなど、環境分野における社会情勢は大きく変化しています。

これらの変化等に対応する必要があること、また、現行計画が令和7年度で終了することから、現行計画の進捗状況を踏まえ、次期岡山市環境基本計画の策定を進めます。

次期環境基本計画策定に向けた4つの方針

1. 市民に分かりやすい計画
2. SDGsの視点を取り入れた計画
3. 変化に対応する計画
4. 関連計画との整合が図られた計画

• 詳細は、令和5年度第1回岡山市環境総合審議会 資料3をご覧ください。

名称　（仮称）第3次岡山市環境基本計画

対象区域　岡山市全域

計画期間　令和8年度から令和17年度（10年間）

計画の対象　岡山市環境保全条例第7条に規定する「施策の策定等に係る指針」を基本として設定

令和7年度中の答申、策定をめざして作業を進めます。

岡山市環境保全条例に基づき、学識経験者、市民など17名で構成する「岡山市環境総合審議会」において、次期環境基本計画について審議します。また、必要に応じて、「岡山市自然環境保全審議会」や「岡山市公害対策審議会」を招集、審議します。

着実で効率・効果的な計画の策定を図るため、市長を本部長とし、各局区長を委員とする「環境基本計画推進本部」において、庁内の環境に関する各種施策・事業の総合的な調整等を行います。

岡山市環境基本計画推進本部に、環境部長を代表幹事とし、各主管課長を幹事とする幹事会を置き、推進本部が行う調整等の円滑な推進を図ります。

市民をはじめとした多様な主体が次期計画の取組みに参加いただけるよう、アンケートやパブリックコメント等により、幅広い意見の反映を図ります。