富山学区連合電子町内会運営委員会
富山小学校区
「往時の富山を彷彿とさせる古い写真や遺物(今は使われなくなった日用品、家具、農具)」を発掘し、これらをアルバムに編集して解説を付し、電子町内会(学区ホームページ)に収録して次世代へ伝承することにより、現代と将来に生きる学区民に郷土の来し方を知らしめ、郷土を愛する心の育成を図る。
2015年8月15日(土曜日)に第二回編集委員会におじゃましました。役員の方々が富山公民館に集まりアルバムおよびパネル候補の資料を会議室いっぱいに広げ、真剣に協議されていました。
会議室いっぱいに広げられたアルバム
会議の内容は、今後の編集スケジュールや製作費の削減に向けた検討、出展写真および資料の更なる収集、なかでも一番の議題はみんなで製作したアルバム・パネルを「とみやま文化まつり」や富山中学校の「富中ギャラリー」、富山小学校・中学校での入学式・卒業式などで活用する方法です。小野田代表によると、「このアルバム・パネルの製作段階で中学生ボランティアの参加も考えており、若い世代が郷土の歴史を知り、郷土に愛着を持ち、郷土を支えていってくれればと願っています。」とのこと。明日の富山を担う若者が育っていくといいですね!
過去の写真を収集するために全地域に呼びかけるという手法を取ったことで資料的価値だけでなく住民の周知と関与まで向上させることを実現した好事例となりました。当事者・関係者以外の住民に事業への参加機会を設けることは周知や協力を広げるうえで有効な手法となることが示された事業であったと思います。(センター長 高平 亮)
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