※地域づくり会議の様子
平井学区連合町内会
平井小学校区
地域づくり会議は、地域に密着した情報の共有や課題解決の場とし、課題解決に向けた話し合いや方向付け、支援体制等を総合的に調整し推進することにより、地域で支え合い、安全で安心して暮らせる平井学区を目指すことを目的とする。
当学区も同様の傾向にあり、平井学区を住みよいまち、笑って暮らせるまちにするためには、地域住民主体の地域づくりが必要と考え、地域づくりの第一歩として、地域の各種団体が幅広く連携し、情報の共有や課題解決に向けた取り組みが必要であると考えた。
なお、学区安全・安心ネットワークは、地域の各種団体の支援を受け、防犯・防災・交通安全等、活動主体の事業は行っているが、本事業のような会議体が設立されていないことも背景にある。
2015年9月1日(火曜日)に東山公民館において「地域づくり会議の設立と運営」事業の「第2回平井学区地域づくり定例会議」が開かれ、のっぷもおじゃましました。
那須代表
今回の会議の主な議題は学区内各種団体より集計したアンケート分析結果に基づいて、平井学区の最重要課題と位置付けた「高齢者対策」について、岡山市職員を招き高齢者に対する岡山市の施策や計画・取組についての研修を行い、今後この課題を解決するためにどのような組織作りをしていくかについて、那須代表及び坂口事務長の進行により協議されました。那須代表によると「地域で出来る事は地域で!」という方針のもと、この地域づくり会議が各団体の横のつながりを大切にし、地域課題解決の場として地域支援を総合的に調整し推進していく形を作っていきたいが、簡単にできるものではないと感じている。時間をかけて将来の平井学区にとって必要不可欠な会議体となるように丁寧に進めていきたいとのことです!
島根県雲南市等をモデルとして全国に波及している「小規模多機能自治」を岡山市内ではじめて意識的に実践した事例として今後の展開を含め、注目度の高い事業となりました。初年度は組織基盤の確立と同時に地域課題を把握することの重要性やその手法、事業化の事例などを学びながら専門部会の発足を実現しており、今後はさらに地域のニーズを深堀りしながら新たな部会の発足と事業化を進めていくことが期待されます。住民主導でこのようなしくみが実践されている事例は全国的にも珍しく、住民自治組織の機能や運営において参考にすべき点の多い事業となっています。(センター長 高平 亮)
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