※公開講座の様子
岡山市中区平井学区安全・安心ネットワーク
平井小学校区
添付ファイル
2015年11月7日(土曜日)に山陽学園大学本館で「安全安心・防災避難マップ2016を仕上げよう」という内容で公開講座が開かれ、のっぷもおじゃましてきました。
澁谷教授
2012年に作成した「岡山市中区平井学区地震・津波・洪水からの避難マップ」に、今年10月に平井小学校の5年生の子どもたちが自分たちの目線で集めてくれた大切な情報や、前回作成した後に明らかになった情報を盛り込むため、公開講座で山陽学園大学の学生さんのアイデアを借りながら、ワークショップ形式で大きなマップに一つ一つの情報を書き込んでいきました。大学生だけでなく、マップ作りに関心を持たれている地域の皆さんも参加され、通学中の危険個所や避難途中で危ない場所など、どんどん新しい情報が書き込まれていったよ!
澁谷教授(山陽学園大学)によれば「このマップを利用して学区内の全児童および要配慮者に、日常より避難経路について考え、また緊急時には安全に避難できるように、学区全体に配布・周知していきます。必要な情報は収集することができたので、今後内容を整理し、最終版へ向けて作業を続けていきたい。」とのことです。みんなが利用しやすいマップになるといいなあ。
子どもや高齢者にマップを活用してもらうことを意識した丁寧な作成工程が印象的な事業でした。通学路、海抜、危険個所など子どもと高齢者の視点から有益な情報が盛り込まれたマップが完成しましたが、その過程では活用しやすさ、見やすさ、情報量などマップ全体のバランスに苦慮されていました。このたびの工夫や教訓が他地域でも共有されることが期待されます。(センター長 高平 亮)
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