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【造山古墳を活かしたふるさとづくり】2016年度

[2015年9月8日]

ID:40476

造山古墳蘇生会の写真

造山古墳蘇生会

目指す目的

北区加茂学区の歴史的文化遺産で、且つ地域のシンボルでもある造山古墳のボランティアガイド養成と子どもたちの地域学習に協力して、青少年の健全育成や次世代へ誇れる地域を伝承。
また、造山古墳の周辺整備をすることで、学区の知名度を高め、話題豊富で活力ある地域づくりを進める。

主な実施事業

  • 古墳ボランティアガイドの知識向上のための自主勉強会・研修会・講演会の開催
  • 校外学習時のガイド協力
  • 古墳周辺の清掃活動
取材するのっぷ

2016年7月5日(火曜日)ボランティアガイドの研修として総社市埋蔵文化財「学習の館」で勉強会が行われ、のっぷもおじゃましてきました。

ボランティアガイド勉強会の様子1

縄文・弥生時代から古墳時代、飛鳥時代の岡山の人々の生活について、発掘状況の写真だけでなく、本物の発掘品や調度品を見ながら、説明を聴かせてもらいました。
歴史が本当に好きなガイドさんたち。歴史の定説について、色々と議論されていました。

ボランティアガイド勉強会の様子2

「この様な資料館があるから四季を通して、高齢者から子どもたちも学習できる環境が維持されている。日本第4位の規模を誇る造山古墳にせっかく来ていただいた方たちにもいい環境が提供できればと、常に思い願っています。」と造山古墳蘇生会の定廣会長はおっしゃられていました。

研修を重ねるごとにボランティアガイドさんのレベルは上がっていってるね!造山古墳に訪れたら、歴史について面白い話が聞けると思うよ!

この事業のここに注目!

事業の伴奏支援を行っているESD・市民協働推進センターより、この事業の特に注目すべき点や応援メッセージをご紹介します。

造山古墳蘇生会の取組は、岡山市の財産である造山古墳を保存するとともに、次世代に繋げていくこと。観光客や小学生の歴史授業でここを訪れる人たちのために説明をする観光ボランティアの活動と育成がその柱の取組です。ボランティアの学習・研修活動に力を注ぎ、現在約30人の観光ボランティアが登録し、2016年度中に22件約1,500人へのガイド活動を行われました。

とりわけ2016年度は地元小中学生への働きかけを強化し、高松中学校での「高松歴史教室」を開講したり、古墳を題材とした俳句募集などを行うことで子どもたちの造山古墳への愛着や誇りの醸成に努められ、若手の観光ボランティアが生まれるよう今後もすこしづつ働きかけを強めていくとのこと。また、古墳まつりと連動したフォとコンテストやキャラクターグッズやお菓子の作成など、楽しく活動の展開が図られているところも注目です。

資料

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