岡山市名誉市民童話作家「坪田譲治」の生家のある地域財産を市民にPRし、ゆかりのある能登川の環境整備をすすめ、地域の財産として維持していくと共に、地域活性化に貢献し、「石井学区は坪田譲治のまち」にしていく事を目指す。
2016年5月14日(土曜日)北区島田本町の能登川用水路において、「能登川を下るお魚ちょ~さ隊」が行われのっぷもおじゃましてきました。
当日は13組のご家族、総勢約40名が参加し、能登川には賑やかな子どもたちの声であふれていました。岡山理科大学から参加してくれたボランティアの学生さんと一緒に長靴姿で網やバケツを持って、川の中に入り水草の周りや水生生物のすみかになりやすい場所を親子で探っていました。また坂田睦子先生はその場で子ども達の採った様々な生物について説明してくれました。その後、大きな水槽に採れた生物を集めて「能登川生きもの講義」で解り易く能登川の環境状態についてお話を聴き、みんなで勉強しました。
矢根会長によると、「私たちの団体が開催しているが地元の方々、学識者、大学、公民館など多様な方たちの応援の下、成り立っています。正に地域における協働の事業だと思っています。坪田譲治の生まれ故郷の環境を今後も守り続けていきます。」との事でした。
能登川の環境をみんなで守っていこうね!
事業の伴奏支援を行っているESD・市民協働推進センターより、この事業の特に注目すべき点や応援メッセージをご紹介します。
「お魚ちょ~さ隊」や「ロマンティック奉還祭」での広報活動、地域協働学校との「つぼじょー先生の宝探し」の開催、50名を超える参加があった「能登川・生家の清掃活動」など、継続的かつ様々な機会を通じて地域の資源「坪田譲二」を発信し続けてきたことで、石井学区が「坪田譲治のゆかりの地」であることという認識は学区内に限らず、市内全域に浸透してきていることが感じられます。
公民館のサポートによって学校や坪田譲二に関わる団体との連携が進み、発信力や波及効果もさらに高まっており、「ゆかりの地を歩く会」の催しでは、地域内外から100名を超える参加者がありました。今後も歴史教育にとどまらず、環境美化や観光振興など、様々な効果を生み出され、町内外にその恩恵が届いていくことでしょう。