歴史的価値をもつ「大崎八十八か所へんろ道」を身近な散策コースとして整備し、「岡山市民の健康づくり」に役立てるとともに、東京オリンピックの年となる2020年度には開山200年祭を計画している。
また、2015年度の区づくり推進事業で作成した「案内マップ」を活用して、広く広報活動を行う。北区高松城址公園の「まほろば祭り」内で行われた大崎文化歴史保存会のスタッフによる広報活動の現場に、のっぷがおじゃましてきました!
「まほろば祭り」の出展ブースの一つをお借りして、「大崎八十八か所へんろ道」のパネル展示を行い、来場した方々に大崎文化歴史保存会のスタッフがへんろ道の歴史やコースなどを紹介されていました。
まほろば祭りは大盛況で市内外の方・地域外の方々も数多く来られており、ブース内もたくさんの人でにぎわっていました。
大崎八十八か所が紹介されているパネルを見たり、「案内マップ」を広げたりして、親子で語り合っている姿が印象的でした。「大崎八十八か所へんろ道」の知名度がもっと上がり、多くの人が史跡めぐりやウォーキングコースとして利用していってくれればいいなあ!
事業の伴奏支援を行っているESD・市民協働推進センターより、この事業の特に注目すべき点や応援メッセージをご紹介します。
高齢化、過疎化が進む大﨑町内会では、地蔵様の管理や八十八か所へんろ道などの清掃や保存も困難になりはじめていました。由緒ある歴史道を残していきたいと、公民館を中心に活動していた大﨑文化歴史保存会が公民館と協力して、この地域課題の解決に取り組まれました。
2015年度に、歴史道への手作り看板を設置し、健康づくりの道として活用できるよう「案内マップ」をつくり、2年目になる2016年度は引き続き看板設置を行い、歴史道を活用したトレイルランニング大会を開催するとともに、広報活動に力を入れ、大﨑歴史道の認知度を高める取組をすすめられました。公民館のホームページでの広報や、山陽新聞にも取り上げられ、ガイド依頼や案内マップ利用者が増加しているのを実感されているとのこと。
2020年の開山200年祭に向け、さらに地域内外へ広報活動をしていきたいとがんばっておられます。