犬島学園 復活運動会の様子
実施学区 朝日学区(旧犬島学園)
実施団体 犬島の未来を考える会
現在人口約50人、平均年齢75歳の犬島には、島の暮らしを支えるような産業もなく、高齢化・過疎化が大きな課題となっています。
2008年より始まったアートプロジェクトにより、2010年、2013年、2016年の瀬戸内国際芸術祭では、年間で約2.5万人から約5万人が来島し、美術館に従事する人、カフェを経営する人など移住定住者も少しずつは増加しています。しかし、学校や小売店などがなく日常生活に於いては不便さがつきまとい、Uターンする住民もほとんどいません。おもてなしの準備中!
2017年10月21日(土曜日)、犬島で「復活 犬島学園祭」が開催され、のっぷもおじゃましてきました。
学園祭会場は雨のため運動場が使えず、犬島自然の家の屋根付き広場で行いました。犬島のお母さんたちも玉入れに参加!
約50名の島民のうち約30名、移住者や犬島アートプロジェクトを手掛けてきた福武財団の方など約10名、そして島外から帰ってきた親戚など10数名、約50名を超える参加者で「ぱん食い競争」や「玉入れ」など運動会を楽しみ、親睦を図りました。島民の方々は朝4時から起きて炊き出しや、会場の準備をして、前の晩はみんな興奮して寝られなかったとの事でした。
案内看板
「学園祭開催に向け、何回も打ち合わせを重ね、備品も出来る限り自分たちの手で用意しました。島民そしてバックアップしてくれる福武財団の方々と、この活動が少しずつでも広がっていけばと思っています。」と犬島の未来を考える会の安部会長さん。犬島に関わった方のリストを作成し、リストアップ者を増やしていきながら「移住者ツアー」や「犬島を楽しむ小包」などの活動につなげていくとのこと。
犬島をふるさとと思う人が増えればいいですね!添付ファイル