耕作放棄地の広がる光南台地区
実施学区 小串小学校区・甲浦小学校区
実施団体 光南台地区鳥獣被害対策協議会
地域内に耕作放棄地が増加したことで、イノシシが里へ現れ農作物への被害が続出し、更に最近は民家近くまで出現するようになり、人災の恐れが出てくる状況にあります。住民の安全や農作物を被害から守るための対策として2015年度は、耕作放棄地の草刈りを行い農地として復元し、イノシシの嫌がる果樹を植樹し、2016年度も引き続き復元する農地を増やしてきました。
復元した農地で育った果樹を、将来特産品として販売することも視野に入れ、2017年度はこれまで植樹した梅やオリーブの他にもパパイヤなどのイノシシの被害に合わない果樹を研究し、これまでの耕作放棄地の農地への復元、共生対策として山中にイノシシの好むドングリなどの植樹活動も継続し、住民が安全に暮らせる街づくりを目指します。(継続事業3年目)苗木の床掘りの様子
2018年1月13日(土曜日)に光南台地区の耕作放棄地で、地元中学生ボランティアと一緒に「梅・オリーブ苗木の植樹会」が行われ、のっぷもおじゃましてきました。中学生の皆さんは校長先生と一緒に耕作放棄地に苗木用の穴を掘り、梅やオリーブの苗木を植え、たくさんの実が出来るように願いを込めて近くの小川の水をかけていきました。
みんなで苗木を植えました!
役員の方にお聞きすると「この植樹した土地の名前を募集して「○○果樹園」として、みんなで見守っていきます。」との事。
地域の方に中学生のボランティアもまじって作業することで、住民同士のつながりができ、荒れていた土地がきれいになり、これまで植樹した梅などが大きくなっているのを見ると、達成感も感じられます。添付ファイル