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耕作放棄地で小さな6次産業化による新たな特産品作り

[2018年3月23日]

ID:40683

ソバ打ち体験の様子

ソバ打ち体験

牧石小学校区 御津小学校区

実施学区 牧石小学校区・御津小学校区
実施団体 「ソバでイキイキ」実行委員会

課題と目的

大規模集積化の不可能な中山間地の耕作放棄地を再生・活用するためには、小さな6次産業化が有効で、またこのエリアに住む移住者も農業がしたいという思いの強い人が多くおられます。

そこで将来は「農業生産委員会」設立を目指し、2013年度から耕作放棄地を活用したソバ栽培を始め、現在ではソバと大麦の変則二毛作を行っています。2016年度には地元でとれた大麦を使った特産品として、大麦うどん、大麦シフォンケーキなど7品目を試作しました。
2017年度は試作品を特産品として販売を進めるとともに、地域コミュニティの活性化に貢献し、「小さな6次産業」(1次:大麦・ソバの二毛作×2次:クッキーなどを生産×3次:販売)をつくり上げる事を目指します。(継続事業5年目)

主な実施事業

  • 地元特産品作りや放棄地対策として、北・御津公民館と協力しながら、地元の方々に参加してもらうソバや大麦の栽培・収穫等の「農業体験セミナー」、そして収穫物を使った地産地消体験として「ソバ打ち教室や大麦料理教室、地産地消セミナー」を開催する。
  • 収穫した大麦を使い地域にある就労支援施設と製造委託契約し、「アレルギーフリーな大麦クッキー」の販売化にチャレンジする。

資料

のっぷの取材レポート

ソバ打ち体験の様子

ソバ打ち体験

2018年1月20日(土曜日)に牧石学区にある「高野尻テラス」でソバ打ち体験料理教室が開かれ、のっぷもおじゃましてきました。

高野尻テラスは区づくり推進事業(地域活動部門)の「高野尻村をつくる会」が活動の拠点としている場所ですが、今回はその団体と一緒になって料理教室を開催しました。ソバ粉を練ることから、伸ばしてコシをだし、麺切りまで体験し、みんなでおいしくいただきました。参加した子どもたちは「楽しかった。またやってみたいな。」と笑顔いっぱいでした。
大麦ワッフルを作っている様子

地域の外国人実習生と一緒に大麦ワッフルを作りました

御津公民館では、自分たちが育てた材料で料理をして食べるセミナーなどを開催しています。2017年4月23日(日曜日)には、地域に住む外国人実習生たちが参加して手作りワッフル教室を開き、大麦をワッフルにして焼き、イチゴやバナナをトッピングしておいしくいただきました。少し焦げたワッフルもありましたが、地元でとれたものを自分で調理して食べる、そのことを楽しんだ様子でした。

大麦やソバを収穫し、加工して食べる。そしてそれが特産品として販売できるようになれば、もっと耕作放棄地に大麦やソバが育てようということになる。経済循環を生み出して地域を活性化すること目標に一歩一歩頑張っている実行委員会です。

資料

「『ソバでイキイキ』実行委員会」のこれまでの区づくり推進事業での活動はこちら!