歴史遺産の「亀山城」を活用し、清掃活動や歴史講演会、また保存会の会員を増やす事で、地域住民に「亀山城」の周知を図り地域の活性化の一躍を担う事を目的とする。
2016年11月20日(日曜日)亀山城跡で、地元の方々や学生ボランティアによる清掃活動等が行われ、のっぷもおじゃましてきました。
新しい軍旗に付け替え
亀山城跡保存会の方を中心とした地域の方々と、上道中学校のボランティアの生徒22名、総勢約50名が参加して亀山城跡およびその周辺の清掃と、古くなって破れた軍旗の付け替え作業を行いました。
中学生たちは数グループに分かれ、城跡広場に続く急な登り道を中心に、地域の方とおしゃべりをしながら、落ち葉やごみを集めていきました。以前に保存会で作成した「軍旗」は、雨ざらしのために破れたりしていたため、新しいものに付け替えました。
最後に、全員が本丸跡広場に集合して、地元の歴史研究者、内藤勝輔さんより「宇喜多直家・秀家親子」の活躍についてお話して頂きました。地元亀山城の歴史の話を聞いた中学生のみなさんには、ふるさとを思う心、ふるさとを大事にする心を大切にしてほしいと思います。
日常の地域活動を通じてふるさとの歴史・文化に触れているんだね!
事業の伴奏支援を行っているESD・市民協働推進センターより、この事業の特に注目すべき点や応援メッセージをご紹介します。
280名の参加があった「歴史講演会」や学生ボランティアの参加が定着してきた「亀山城跡清掃活動」を見ると、これまで精力的かつ着実に事業を展開してきた成果が着実に実を結びつつあることが実感されます。
亀山城跡に自然資源としての価値も見出されていることから、今後、この資源を活用することで、さらに地域内外への発信力が高まっていくことでしょう。