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第5回「おかやま協働のまちづくり賞」応募された取組(詳細)

[2020年8月25日]

ID:42028

第5回「おかやま協働のまちづくり賞」のインターネット投票は終了しました。

たくさんの投票ありがとうございました。
  • 【投票期間】2020年9月25日(金曜日)午後5時00分まで

応募された取組(詳細)【応募順】

1.マルシェ万富

  • 協働団体
    モモタク運営協議会、千種学区連合町内会、岡山市、キリンタクシー(株)、岡山市社会福祉協議会瀬戸支部、地域包括支援センター、千種児童クラブ、瀬戸地区民生委員、児童委員協議会、岡山市千種学区栄養改善協議会、市愛育委員協議会東区愛育委員連絡会千種学区、千種学区老人クラブ連合会
01_モモタク運営協議会

千種学区で導入している乗合タクシー「モモタク」の運営資金を確保するため、毎月第4日曜日、万富公民館を会場にマルシェ万富を開催しています。

  1. 「モモタク」は、地域の公共交通として平成31年4月から試行運行を開始し、令和2年4月から本格運行しています。予約すると運行時間であれば自宅に迎えに行き、目的地までタクシーで移動できます。
  2. マルシェ万富は、「モモタク」の運行費用にあてるため毎月第4日曜日に万富公民館で開催しています。地元農家で栽培された新鮮な野菜や果物、地元の特産品などの販売も行っています。
    このマルシェ万富には、無料の喫茶コーナーもあり、買い物をした後、住民同士が楽しい交流を行っています。

2.だがしアカデミー

  • 協働団体
    一般社団法人SGSG、日本一のだがし売り場(株式会社大町)、#おかやまJKnote
02_一般社団法人SGSG

子どもたちにとって学校だけではなく、学校外で学ぶことのできる場が必要です。しかし、ひとり親、生活困窮、不登校など、学校外での学びの機会の少ない子どもがいます。2020年5月より、駄菓子をツールにした「駄菓子屋の学校-だがしアカデミー」を開催しています。「だがしアカデミー」では、運営に日本一のだがし売り場や高校生が参画、商店街で子どもたちが駄菓子屋を運営しながら、食品ロスを減らす食育・経営を通じた金銭教育を実践的・探究的に行います。

10円単位で買える駄菓子は、小さな子どものお小遣いで主体的に「食」を選択できる機会となります。また、賞味期限と食品ロスについて「駄菓子を提供する」立場で考えることができます。

3.「産地牟佐」にこだわった地域の活性化

  • 協働団体
    牟佐町内会、猟友会駆除班、養蜂愛好家、川漁師、牟佐子ども会育成会、シニアクラブ牟佐、町内会婦人部(愛育委員)、JA女性部牟佐、JA岡山黄ニラ部会、JA岡山パクチー部会、株式会社アーチファーム、特別養護老人ホーム牟佐げんき
03_牟佐町内会

「地域の子どもたちは地域で育てる」という理念のもと、「産地牟佐」にこだわって、猟友会、漁師、子ども会、婦人部、シニアクラブ、JA女性部等との協働により、農産物被害対策として町内で駆除されたイノシシのジビエ料理(牟佐カレー)や皮革活用(レザークラフト教室)等を通して自然資源の大切さを学ぶ取り組みを続けてきました。

特に「食」は地域への理解を深める有効な媒体であると考えており、できるだけ多くの機会で、多様な食材を活用するように心がけています。前述のシシ肉カレーのほか、特産の黄ニラ、岡山パクチー、町内で捕獲したニホンミツバチの蜂蜜、旭川で取れた川ガニなど、地域の自然資源をおいしくいただいています。

4.地域の伝統と農業への取り組み

  • 協働団体
    長尾町内会、山ゆりの会、営農集団、一志社、公益社団法人おかやま観光コンベンション協会、建部町観光協会、道の駅くめなん、農マル園芸(有限会社アグリ元気岡山)
04_福泊学区長尾町内会

住民の減少や高齢化の中、下記の活動などを通して、山間部の各地域が抱える農業後継者問題や耕作放棄地問題の解決や、町内会活動の維持継続の方向を模索しながら日々活動をしています。

  1. 町内の任意団体「山ゆりの会」
    ・1991年、地元住民約20名で設立し、30年弱の活動実績あり。味噌、パン、豆腐、こんにゃくなどの特産物を製造しています。
    ・2007年度に「あしたのまち・くらしづくり活動賞」の中で最高峰の内閣総理大臣賞を受賞しました。
  2. 「営農集団」
    ・耕作放棄地対策の為、農作業を集団で行う互助体制を取っています。
  3. 「一志社」
    ・地域の伝統芸能継承活動を通じ、顔の見える関係づくりで地域活動の組織強化を図っています。

5.きたながせスープ~市民一人ひとりのチャレンジを重ねて合わせて煮込んでコトコト公園をつくる~

  • 協働団体
    操車場跡地にできる新公園を活用する市民の会、岡山西部総合公園(仮称)活用準備会、岡山市庭園都市推進課、岡山市立御南中学校、岡山県立大安寺中等教育学校、くらしのたね、NPO法人岡山市子どもセンター、ハッシュタグ/一般社団法人きたながせエリアマネジメント、一般社団法人おいでんせぇ岡山、西学区連合町内会、御南学区連合町内会
05_きたながせスープ

「きたながせスープ」は、「市民一人ひとりのチャレンジを重ねて合わせて煮込んでコトコト公園をつくる」ことをコンセプトに「操車場跡地にできる新公園を活用する市民の会」が岡山市と協働で実施しています。JR北長瀬駅に建設される新公園を「もっと市民が活用できる場にしたい」という想いをもった人たちが中心に公園活用に関するアンケート調査も行い、2017年8月に立ち上がった団体で、「きたながせスープ」ではマルシェや子どもの遊び場他、農園イベントとして春の野菜の植付け、秋のイモ掘りや旬の野菜収穫を行い、その場で中学生達が調理し振る舞い、参加者が食を通じて触れ合いながら、未来の公園を目指して夢の実践を行っています。

6.雄町米 酒まんじゅう

  • 協働団体
    竜之口学区栄養改善協議会、竜之口学区連合町内会、竜之口学区コミュニティ協議会、竜之口地区社会福祉協議会、竜之口学区婦人会、竜之口学区愛育委員会、岡山市立竜之口小学校、岡山市保健所、ふれあい夏まつりin竜之口実行委員会
06_竜之口学区栄養改善協議会

ふれあい夏まつりin竜之口実行委員会は、平成24年度岡山市区づくり推進事業の審査会に於いて、審査員より地域の特産品を活用した竜之口グルメに取組むよう提案を受けました。

栄養改善協議会・婦人会等が様々な提案の中から選んだのは、竜之口の特産物雄町米とピオーネでした。特に雄町米は酒米として全国に知られています。それら素材を活かしたグルメに挑戦することとし、さらに酒を活かす酒まんじゅうの取組に決まりました。あんこにするピオーネをジャムにするため苦心惨憺し、食育の栄養改善協議会の皆が試行錯誤した結果、レシピ完成までに約2年を費やし、ふれあい夏まつりin竜之口“食育サロン酒まんじゅう”の出店に

7.食と農を通して地域とのつながりを作り、未来を明るくする。

  • 協働団体
    可知おむすびクラブ、岡山市立可知小学校、益野第2ふれあいセンター、可知栄養改善協議会、ニッコリクラブ、さっちゃん家
07_可知おむすびクラブ
  • 子供達と地域の人達が親睦を深めながら一緒に料理をしたり、野菜作り・米作りを行ったりしています。
  • 無農薬で長年作られていた東区光津の田んぼを借りることができ、そこで子供達と一緒に田植えや稲刈りをすることで、食の大切さや、作ることの楽しさ食べることの喜びを感じています。
  • 地域の人と一緒に活動することで顔見知りになり、地域の人達に大切にされることで豊かな心が育ち、地域で育つことで地元への愛着を深めています。
  • 平成元年に協力団体のメンバーから、ご自宅を開放し地域の高齢者の為にサロンを始めたいとの相談をきっかけに、令和元年5月より月に一度ミニコンサートの企画やお茶会等を開催しています。

8.フードシェアリングを通じて、岡山市に広がる笑顔の輪

  • 協働団体
    フード・シェアリング・ジャパン、株式会社ハローズ、一般社団法人ほっと岡山、認定NPO法人子どもシェルターモモ、児童養護施設南野育成園、社会福祉法人岡山県社会福祉協議会
08_フード・シェアリング・ジャパン

「まだ食べられるけれど何らかの理由で販売されない食品」を岡山県内のスーパー等から無料で提供していただき、それを福祉施設や団体、こども食堂等に寄付するフードバンク活動を2018年3月から岡山県内全域で展開しています。主な配布先は約38か所の児童養護施設、福祉団体、こども食堂などであり、それらの施設・団体の協力を得て、食品や食材を困難な状況にある当事者に届けています。「食」を通じて、まだ見ぬ誰かが誰かを支えている、支えられている、という思いを抱けるよう、「無償の愛」で活動を継続しています。この積み重ねが、要支援者にとっての自立した「未来」につながることを信じて日々の活動に取り組んでいます。

9.満月BAR

  • 協働団体
    満月BAR、岡山市庭園都市推進課、西川エリアまち育て協議体、岡山大学地域総合研究センター
09_満月BAR

630店以上もの飲食店があつまる西川緑道公園周辺(通称:西川エリア)を岡山県の代表的な飲食街と考え、「食」でまちの魅力を向上させることを目標に、2012年から計52回、屋外飲食イベント「満月BAR」を開催しています。

会場は、西川緑道公園。満月の夜にだけ公園がバーと化し、近隣の飲食店で調理した出来立ての料理と美味しいお酒を提供しています。運営するのは、20~30代の有志で集まった実行委員。学生から社会人といった様々なメンバーが所属しており、イベントの運営を通じて、若者のまちづくり参画のきっかけをつくる役割も担っています。
これからも岡山のまちの魅力向上のため、食による持続的な賑わいづくりを目指します。

10.SDGs食品プロジェクト

  • 協働団体
    更生保護法人備作恵済会古松園、NPO法人岡山環境カウンセラー協会、フードバンクアリス、株式会社ハローズ、株式会社天満屋、株式会社山陽マルナカ、デルタ航空、一般社団法人ジャパン・フードバンク・リンク、農林水産省、恩賜財団済生会、全国更生保護法人連盟
10_生保護施設等支援協議会
  • 活動目的:企業から余剰食品等を回収。日のあたらない分野や必要としている人々に届けて応援を伝え、明るい地域社会づくりに取り組むこと。
  • 取組概要:従来型のフードバンク活動(加工食品)に加えて、食品スーパーから毎日廃棄されているデイリー(生もの)食品を活用する取り組みを進めています。これまで支援対象となっていない更生保護施設(刑務所等出所者で帰る場所の無い人を収容し、立ち直りを支えている)や薬物等依存症自立施設及び児童養護施設が、会員のサポートのもと直接お店から食品を受け取るシステムを岡山発で全国に展開中です(全国初)。

11.明るい未来にむけて「食べる」を考えよう!おかやまコープの『たべる・たいせつ』活動

  • 協働団体
    生活協同組合おかやまコープ、岡山、倉敷、津山医療生協、岡山県栄養士会、中国四国農政局、就実大学、東京大学、JA全農おかやま、松崎牧場、農事組合員法人伍協牧場、岡山JA畜産株式会社美星農場
11_おかやまコープ

食べることの大切さ・楽しさを体感でき、食に関する正しい知識と食習慣が身につくよう、地域で『たべる・たいせつ活動』を展開しています。幼稚園や小学校、放課後児童クラブ等では、食育のペープサートやゲームなどを行う、たべる・たいせつ応援隊サポーターによる「出前授業」を、また、コープフェスタでは、中国四国農政局や医療生協、県内の農業高校やJA全農おかやまと協働し、食への関心や食習慣の見直しにつながるお知らせや、地元農産物の紹介・販売などを行いました。さらに、自宅で食育を学べる、小学生対象の「夏休み自由研究プログラム」や、幅広い世代の健康につなげる「食習慣チェック」などを行っています。

12.給食から未来を~子どもたちの未来が、健康で心豊かとなるよう願って~

  • 協働団体
    NPO法人0-99おかやまおしえてネット、農業生産法人株式会社ワッカファーム、グリーンコープ生協おかやま
12_0-99おかやまおしえてネット

子どもたちの給食は「グリーンコープ生協おかやま」が取り扱う安全な食材、「ワッカファーム」瀬戸内市邑久町が育てた自然栽培の野菜、瀬戸内の魚を扱う寄島の魚屋さんの魚を使って、食材の旨みを引き出す重ね煮(野菜を重ねて塩を振りほとんど水を足さずに煮る方法)で調理をしています。

栄養のバランス、色合い、盛り付け、量にも気を配り、子どもたちに体に優しいものを食べさせたい、自分の体を作る食、体が喜ぶ食に興味を持てるように日々給食を作っています。より良い未来へ向かうには、乳幼児期の食について多くの方と考え、保育園の給食のあり方を社会と共に模索していきたいと思います。

13.TABLE FOR TWO in おかやま 応募資料

  • 協働団体
    岡山大学TABLE FOR TWO、岡山大学生活協同組合、岡山大学SDGs推進企画会議、大紀産業株式会社
13_岡山大学TABLE FOR TWO

「TABLE FOR TWO」は「二人のための食卓」と訳される。

食に関する課題解決のために世界各地で実践されている取組である。先進国では健康的なメニューを提供して、肥満や栄養バランスの偏り等の食に関する問題解決に取り組む。その健康的なメニューの料金には寄付金20円が含まれており、開発途上国の子どもたちの給食1食分となり、同時に飢餓問題の解決に寄与する。
岡山では「岡山大学TABLE FOR TWO」として、大学生協との協働でこの仕組みとメニューを開発した。岡山大学の教職員や学生、岡山市民に健康的な食事(約730kcal、栄養バランスが取れ、野菜を多く含む等)を提供して過食等の問題解決に、同時に開発途上国の子どもたちの食の問題解決に取り組んでいる。

14.角山学区 食と芸術の文化祭 クウ アンド マイアート フェスティバル)

  • 協働団体
    角山学区連合町内会、岡山市立角山小学校・幼稚園、角山学区体育協会、角山婦人会、岡山市市立上道中学校、岡山市消防角山分団、角山幼・小PTA、交通安全対策協議会、交通安全母の会、栄養改善協議会、つのやま老人クラブ
14_角山学区振興まつり実行委員会

区づくり事業が始まった11年前、今までの夏祭り等と違ったイベントを継続的に実行しようという事で実行委員会で知恵を出し合い、秋の学習発表会にあわせ、地域の人の作品展示の文化祭と、子どもたちの米作り体験でとれた米をつかっての餅つき体験・おにぎり等収穫祭を兼ねたイベントで、子どもも地域住民も大いに楽しめている。運動場のテント村では、各町内会、各団体などで豚汁、うどん、焼き芋、焼きそば、おこわ、ぜんざい、たこやき等が好評です。展示会場の設営、テント村の設営等地域住民がみんなで協力して行い、少ない予算で、子どもたちに楽しい思い出づくりと協働の教育の一助ともなっています。