全国でも珍しい戦前から現存している「ラジオ塔」がある津倉町内会。
今回はその津倉町内会で活動している「津倉わいわいESD」におじゃまして、お話をうかがいました。なお、内容は取材当時のものです。
岡山市の津倉町内会で世代間交流を行いながら、お互いに支え合うことのできる地域をめざして様々な活動を行っています。
地域の課題となるようなテーマで学習講座会を開催したり、高齢者を対象とした「ふれあいカフェ」は毎週行っています。
ふれあいカフェでは高齢者が集まり、毎回いろいろなテーマで楽しく過ごす憩いの居場所となっています。毎週1回、月曜日に開催されています。
全町民を対象とした学習講座会では、防犯、健康、キャッシュレス決済やインフルエンザ予防など地域の人のニーズに合った講座を開催しています。
学習講習会の様子(開催当時)
他にも、ゲーム大会や季節に合わせてクリスマス会やお月見茶会などを地域の子どもたちと一緒に行っていて、多い時には100人もの参加者でにぎわっています。
お月見茶会の様子(開催当時)
おじゃましたこの日は、距離をとり椅子に座りながらできる「あっ晴れ!もも太郎体操」という健康体操から始まりました。
健康体操の様子
終わった後はみんなで少し休憩。
テーブルを囲みながら、お互いの近況や今後の活動について話をしました。
その後、チームに分かれて、目標球にボールを投げて相手より近づけ得点を競う「ペタンク」を行いました。
みんなでペタンクを行いました
手軽にできる反面、奥の深いスポーツで一投一投を見守りながら白熱している様子が印象的でした。
ふれあいカフェが終わった後、参加者の方にもふれあいカフェの感想をお聞きしました。
カフェ(手芸)の様子
「町内の絆と交流を深める場所になっていて、顔のみえる関係が出来て町内全体で何か取り組もうとするきっかけにもつながっている」
「毎週いろいろなイベントをしているので、集まってみんなと話をする時間になっていて、楽しく元気に参加できている」
津倉わいわいESD代表の小槇さんに今後の取組についてうかがいました。
「町内の高齢化に伴い、ゴミ出しや庭掃除などに困っている人がいるが、近所の人に頼みにくいといった声が出てきています。
ふれあいカフェを通して顔や人となりが分かる繋がりができることで相互に頼みやすい関係ができると考えています。
また頼むときに無償だと頼む側も頼みにくいので、気持ちばかりの対価を設定することで依頼する人も気兼ねなく頼める仕組みを作りたいと思っています。
町内の課題を共有・解決し「支え合う地域づくり」をつくっていきたいです。」
活動を通して人と人がつながり、お互いが支え合うあたたかい地域になるといいね!
なお、「わくわくボランティア」では、「取材にきてほしい!!」というボランティアグループ等を募集中です。
希望される方はお問い合わせフォームより、団体名、ボランティア活動の内容を添えてご連絡ください!