岡山市においても飼い主の判明しない保護犬、保護猫は、新たな飼い主への譲渡を行っている。しかし、特に犬は長期に譲渡が決まらない場合があり、その大きな要因として人馴れしているかどうかが挙げられる。適切な訓練を施さないかぎり、一生を狭い檻で過ごすことになる。
本事業は、このような状況を広く市民に発信しながら様々な主体を巻き込み、人馴れしていない犬に対する社会化訓練が安定的・継続的に施される体制の整備や効率よく譲渡を実現するための情報・機会の拡充を進めることで、不幸な一生を過ごす犬を少しでも減らすことを目指す。
次年度に一般施策
訓練の効果及び新たな飼い主への譲渡状況等を検証し、期待した成果・効果が認められた場合、持続的な事業実施のための一般施策化を目指す。