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解決を目指す課題と現状
令和3年度末時点で岡山市内には約500棟のマンションがあり、約26,000世帯が居住されています。
現在も新築のマンションが次々と建設される一方で築40年以上の高経年マンションが約40棟存在しており、10年後には現在の3倍、20年後には7倍に急増することが予測されています。
建物の高経年化とともに居住者の高齢化が進むことが想定されており、建物の適正な維持管理が行われず、居住者や周辺住民の安全・安心な住環境への影響が懸念されています。
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課題解決の方法
市民の興味・関心が高く、コミュニティ形成を促しやすい「防災」をテーマとして、住民・管理組合と専門家の協働による3事業(1年目は2事業)を実施します。
(1)災害リスク調査の実施
(1)マンションの立地特性を知り、防災に必要な取り組みを住民にアドバイスする
(2)マンションの構造特性を知り、災害への備えをアドバイスする
(2)サポート団体の発掘と体制構築
(3)マンション防災パンフレットの作成(2年目より)
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スケジュール
- 4月
事業実施マンションの公募、パンフレット構成等協議(6月まで)
- 5月
事業実施マンションの決定 - 7月
災害リスク研修実施、パンフレットの内容作成(9月まで) - 8月
マンション探検ツアー実施 - 9月
災害リスク研修実施 - 10月
マンション探検ツアー実施、パンフレットの原案作成(12月まで) - 12月
レポート作成 - 1月
事業実施結果のまとめ・検証、パンフレット印刷 - 2月
パンフレット完成 - 3月
パンフレット配布
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実施団体と協働部署の役割分担
代表提案団体 一般社団法人 岡山県建築士会
合同提案団体 公益社団法人 日本技術士会 中国本部 岡山県支部
- 災害リスク調査及びマンション探検ツアーの内容検討
- 災害リスク調査及びマンション探検ツアーの実施
- レポートの作成(アドバイスを含む)
協働部署 住宅課
- 災害リスク調査及びマンション探検ツアーの内容検討
- 災害リスク調査及びマンション探検ツアーの参加者公募と選定
- サポート団体に関する情報収集
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目標
- 本事業に参加した住民の意識が変化している:実施前との比較
- 市内全域のマンションへ応用可能なしくみ(制度)が完成している
- 住民自身による適正管理を促進するツール(冊子等)が完成している
- マンション管理をサポートする団体が増加している:1団体以上
- 対象マンションにおいて組合員名簿・居住者名簿が作成されている:100%