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ホームスタート事業(令和7年度)

[2025年5月7日]

ID:71647

解決を目指す課題と現状

 現在日本では、少子化および核家族化、コロナ以降のリモート化等の影響で、社会で子どもを育てる機能が弱まり、子育て世代が孤立しやすくなっている。産後1年以内の妊産婦死亡の28.6%が自殺によるというデータが報じられているが、それは一度子育てに躓くと、自力での立て直しは難しいことを物語っている。また、子どもへの虐待やネグレクトに移行するケースも多く、児童相談所への通告件数は年々増加している。しかし、親子支援のリソースは慢性的に不足しており、養育困難からの負の影響の再生産が繰り返されている。

 よって、当団体としては産後一刻も早い支援体制の構築を目指し、「ホームスタート」事業に取り組むこととした。

課題解決の方法

 住民参加型の訪問型子育て支援事業で、一般市民による親子支援を仕組化し、不足する支援リソースを迅速に補う。また、子育て支援の孤立化を防止し、地域で子育てを支えるまちづくりを進める。

・支援者(オーガナイザー・ホームビジター)の養成

・広報用ウェブページの作成、リーフレットの作成・配布、メディアへの働きかけによる周知活動の実施

主なスケジュール

  • 4月(年間を通じて常時)
    訪問活動、連携団体訪問(チラシ配布)
  • 5月
    ビジター交流会
  • 6月
    オーガナイザー養成講座・中央エリア会議
  • 7月
    運営委員会会議
  • 11月
    ビジター交流会
  • 3月
    1年目振り返り・2年目準備

実施団体と協働部署の役割分担

提案団体 一般社団法人ぐるーん

・オーガナイザーを2名養成する

・ホームビジターを10名養成する

・周知活動を実施し、利用者を増やす

・広報用ウェブページの作成

・リーフレットの作成、配布

・健康づくり課、こども福祉課、子ども総合相談所等への広報協力依頼 ほか


協働部署 地域子育て支援課

・利用者およびビジター募集の広報活動:

 児童館・子育て拠点等へのチラシの配架 、おかやまし子育てアプリ、子育てぽけっとの活用など


目標

  • ホームスタート事業利用者数の拡大を目指す。
  • 支援者(オーガナイザー2名・ホームビジター10名)を養成する。
  • 提案団体と協働部署による会議の様子