平成30年7月の西日本豪雨においては、岡山市内でも大規模な浸水被害が発生しました。災害への対応の見直しを市民それぞれが自分のこととしてとらえ行動していくために、公民館では自助・共助を意識した地域防災・減災力向上をめざした取り組みをすすめています。
7月8日、第4回目の「さんなん防災会議」を行いました。この日のテーマは「新・ハザードマップ説明会」です。山南学区の水害リスクを総点検しようと、岡山市危機管理室の職員が講師となり、20名以上が参加しました。新しくなったハザードマップを確認しながら、「以前、この辺りは膝まで浸かったことがある」「排水場が良くなってから浸水がないと思う」「永安橋が渡れなくなるのかなあ」等々、参加した方から地域ならではの話題が口々に出てきました。
この「さんなん防災会議」は令和3年7月から定期的に開催しています。コロナ禍の影響で地域の自主防災会が活動しにくい中、災害への危機意識が薄れてはいけないと考え、興除公民館の取組みを参考に、山南公民館でも継続的に防災を考える機会を設けています。
防災については、小学生対象の夏休み講座や高齢者対象の居場所サロン、スマホ講座、子育て座談会等に防災の視点を入れた回を設け、防災を意識化、啓発しています。
これからの「さんなん防災会議」では、自主防災組織とリーダーの役割や、地区防災計画の策定について等、地域に必要とされていることを取り上げていく予定です。
詳しくは山南公民館へお問い合わせください。