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花苗購入時のチェックポイント
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1. 茎が太くて節間が詰まっているもの。
2. 株張りがよく葉数の多いもの。
3. 葉の色が濃く変形や変色がないもの。
4. 花の色や形を確認する。 |
特性
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1. 日照の良い場所を好み、高温期に成長を続ける。
2. 初夏から秋まで花が楽しめる。
3. 耐寒性は無いがこぼれ種で発芽する。
4. 花色は赤、黄、オレンジなど多彩で花冠は変化に富む。 |
用途
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1. 花壇の縁取りや寄せ植え風の群植。
2. 玄関などのアプローチ沿い。
3. ギャザリング(寄せ植え)など容器栽培。 |
管理上の注意
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1. 日照不足や乾燥にやや弱い。
2. 花期が長いので追肥が必要。
3. 直根性のため移植に弱い。
4. 低温に弱い。
5. 立枯病やアブラムシの虫害がある。
6. 連作障害が発生しやすい。 |
栽培のポイント
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1. 土質は選ばないが、過湿を避け排水の良い土に植える。
2. 弱酸性土壌を好む。
3. 日あたりの良い場所を好む。
4. 元肥や追肥を施す。
5. 植え付け後や真夏の成長期には充分灌水をする。
6. アブラムシが寄生したらオルトラン粒剤などの害虫駆除剤を散布する。
7. 立枯病にはトップジンMなどの殺菌剤をかん注する。 |
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ケイトウの独り言 |
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日本名は鶏頭(ケイトウ)、鶏冠花(ケイカンカ)。
園芸植物として栽培されているケイトウ属は熱帯アジア原産のアルゲンテアで、日本には古い時代に中国から入ってきており、万葉集にも韓藍などの名で詠まれている。
ケイトウの語源は、第二次世界大戦の終戦時にインドから持ち帰った真っ赤な花が雄のニワトリのトサカに似ていたのが語源になっている。ケイカンカも同じ意味で、イギリスのコックスコームなどヨーロッパでも同じように呼ばれている。
また、学名のケロシアはギリシャ語の「燃える」に由来し、真っ赤な炎をイメージしている。 |
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花言葉・・・ |
「気どり屋」「おしゃれ」 9月5日の誕生花 |
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≪ちょっと脱線≫
種まきは摂氏25度〜30度で発芽し簡単に増やせ、苗は4月〜9月頃まで植え付け可能で秋まで開花を続けるが、耐寒性が弱く冬を越さない。
ケイトウは花冠の形で4系統に分類されている。
1. トサカ系 花序が扁平に帯化して鶏のトサカ形
2. 久留米系 日本で改良選抜され花冠が球状
3. チャイルジー系 花冠が羽毛状で球形
4. プルモサ系 花冠が羽毛状で細長い円錐形 |
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